金融リテラシー向上に役立つ資格 簿記篇

アル
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 こんにちはアルです。皆さんは簿記とFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を知っていますか?リベ大の両学長も金融リテラシー向上のためにこの2つの資格を勧めています。両学長もいわれていますが、義務教育として取り入れるべき資格だと思っています。

 アルは以前から簿記2級とFP2級を、ケイは簿記の資格は持っていませんがFP2級の資格を持っています。今回は、金融リテラシー向上に非常に役に立つ簿記の資格について書いてみます。

簿記を取得した経緯

 アルが簿記の資格を取得したのは、専門学校時代なので今から25年くらい前になります。学校のカリキュラムに簿記の授業が組み込まれており、全員簿記3級の資格を取ることになっていました。同級生たちは嫌々やっている人も多かったのですが、アルは簿記の授業がとても好きでした。お金の計算が好きで、性に合っていたんでしょうね。通常は3級まで取ればいいんですが、志願して2級まで取得しました。その際に2級の勉強まで指導して頂いた先生には感謝しています。

 このまま1級まで取ろうかとも考えましたが、本業の資格取得に影響してはいけないので、さすがに諦めました。

役に立つ簿記の資格

 簿記の資格を取得して良かった点は2つあります。

 1つ目は家計管理に役立つ点です。家計簿をつけている人も多いと思いますが、日々の支出の管理をしていくことが主だと思います。支出ごとにこれは食費、これは日用品費というように仕分けして、予算内に収まるように管理していきます。通常はここまでだと思いますが、簿記の知識があれば、貸借対照表を作成し家計の資産と負債の状況を把握することでその時点の家計の健全性を確認することできます。資産が負債を上回っていればひとまず安心ですが、借金が多すぎて債務超過になっている家計は大変危険な状況だといえます。無理して住宅ローンを組み郊外の新築住宅を購入したりすると、債務超過に落ちいる危険性が高くなります。

 2つ目は資産運用に役立つ点です。ある会社の株を購入する際、決算書を確認することになります。決算書は貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書で構成されていますので、簿記の知識があればこれらの理解を深めることができます。実際に丁寧に決算書を確認して購入した株の多くは後に大きく上昇し資産形成に貢献してくれています。

まとめ

 このように、簿記の知識はとても役に立ちます。とりあえず、簿記3級でいいので取得することをお勧めします。簿記3級であれば独学でも取得可能です。今はYouTubeなどで解説動画を見ることができますので、勉強を始めてみてはいかがでしょうか?

 次回はFPの資格について書きたいと思います。