山の家での食事と散歩

2拠点生活
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 こんにちは、ケイです。
 アラフィフ夫婦の場合、食事を作るのはケイの担当です。
 本宅で作る料理は栄養バランスが良く、安く簡単に作れるものを選んでいますが、山の家では雰囲気重視でメニューを決めています。
 例えば、天気が良く暖かい日の昼食はテラスのテーブルにカセットコンロを出して、焼肉や焼き鳥をしながらゆっくり食事をします。
 朝食にチーズ入りフレンチトーストを作ったりします。もちろんそれだけでなく、サラダやスープも作ります。
 これらのメニューは本宅ではほとんど作りません。煙や匂いが残るし、作るのに時間がかかるからです。山の家では匂いや時間を気にしなくて済みます。普段作らないものを作って食べることで、非日常的な感じがしてリフレッシュできます。

 散歩も自宅周辺を歩くのとは全く違います。どこにでもあるような田舎道ですが、桜や水仙、ツツジなど季節に応じた花が咲き、春先には水田に水が入りカエルの合唱が聞こえます。夏はセミの鳴く林道の木陰を歩きます。休耕田にひまわり畑も登場します。秋は黄色い稲穂が風に揺れる農道を歩き、冬は雪上に残る動物の足跡を探しながら歩きます。ウサギの足跡は特徴的なのですぐ分かります。
 本当に気分が違います。心が穏やかになるのを実感します。天気が良くて乗馬をしない日には、午前と午後の1日2回散歩をすることもあります。

 元々ケイは田んぼに囲まれた田舎出身なので、10代の頃は都会に憧れていました。20歳過ぎで上京し、もう田舎で暮らすことはないだろうと思っていました。しかし、40代になって再び田舎暮らしをしてみて、その良さを実感しています。
 ただし、それは2拠点生活だからなのかもしれません。もしずっと田舎暮らしだけとなると感じ方も違ってくるでしょう。今後、仕事を完全に辞めた時にその答えが分かるのかもしれません。