支出の最適化を継続するコツ

ケイ
スポンサーリンク

 こんにちは、ケイです。
 FIREを目指す者にとって、支出を抑えることは必要不可欠ですよね。アラフィフ夫婦が共感することが多い三菱サラリーマンさんこと穂高唯希さんも、支出の最適化を提言されています。
 特に固定費の見直しが重要視されています。スマホやネットなどの通信費、光熱費、保険料など毎月かかる大きな金額を見直すことで、支出額を大きく減らすことが出来ます。これは一度実行すれば(新プランが発表されたり、家族構成が変化するまでは)毎月請求額を支払えばよいだけなので管理も楽です。
 それに対し食費や外食費などの変動費の見直しは、一つ一つの額が小さく見過ごされがちです。また、日々少額の支出を抑えるために毎日我慢するのはストレスがたまる。そういう方も多いのではないでしょうか?
 しかしケイが知る限り、FIREを達成している方々は皆さん変動費も最適化しています。ケイも20年以上、変動費の見直しを続け最適化を行ってきました。
 今回はなぜケイが約20年にわたり支出の最適化、日々の倹約を続けてこれたのか、改めて考えてみました。

予算を決めて使い切る


 ケイの場合、いつもケチケチしている訳ではなく、思い切って使うこともよくあります。ただ、必ずどこかで調整し、使い過ぎないようにしています。そのために絶対欠かせないのが年間予算です。
 アラフィフ夫婦の場合、前年度の支出額やその年の運用目標額などから各支出項目ごとの年間予算を決め、それを12で割ってひと月の予算としています。これはあくまで計算上の予算額なので、実際はオーバーする月もあれば予算より少なく済む月もあります。
 オーバーした場合は翌月以降の支出額を予算より少なく済むように工夫したり、同月の別項目を少なく抑えるなどして調整しています。
 逆に予算額よりも少なく済んだ場合は翌月に回すか、旅行積立を増額するか、贅沢をします。例えば、普段行かないお店で外食したり、いつも買わないスィーツやお寿司を買ったりします。余った分で贅沢できると思えば、積極的に倹約に取り組めます。

目的・目標額・達成時期を決め実行する


 何のために倹約しているのか分からないと、長続きしません。なんでもそうだと思いますが、ゴールが分からないのに努力し続けられないですよね。アラフィフ夫婦の場合は、目的と目標額、達成時期を具体的に決めてきました。
 例えば、結婚当初は30歳までに開業することを目標に、毎年約200万円を貯蓄。数年後、貯めた資金を頭金にして20代後半で自宅兼仕事場を購入。その後は、住宅ローンを5年以内に繰り上げ返済するために年間約600万円を返済にあて計画通り完済。現在は、40代でのゆとりあるFIRE生活達成を目標に、不労所得を着実に増やしつつ、今を楽しむことを目的としています。

 「お金を増やしたい」「お金持ちになりたい」ではなく、何のために、いつまでに、いくら必要かを夫婦で話し合い決定し、それを確実に実行してきました。これがいつの間にか自信となり、次のステップにつながり、結婚後20年以上も続けてこれたんだと思います。今回振り返ってみて、夫婦でFIREを目指すためには、この過程が重要だと改めて気づきました。