新興国株を買い続けていくのか考える

アル
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 こんにちはアルです。アルが現在定期積立しているのは米国高配当株ETFのHDV、VYM、米国連続増配株ETFのVIG、新興国株ETFのVWO、香港株ETFのTracker Fund香港です。ここ最近ロシアのウクライナ侵攻や、インフレ進行の影響か新興国株ETFの株価が下がってきています。この状況はしばらく続きそうですし、このまま新興国株ETFのVWOを定期積立を続けていくのか考えました。

VWOの状況

 VWOは新興国の株式に投資するETFで、投資対象国はブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなどになります。

 ここ3ヶ月の株価の動きです。2月24日のウクラナ侵攻から株価は下がりはじめました。3月中旬に一旦底打ちし4月上旬にかけて上昇しましたが、最近はまた下落しています。

 ロシアがウクライナに侵攻したことにより、穀物価格やエネルギー価格が上昇しインフレが進行しています。中国では新型コロナウイルス感染症拡大により上海がロックダウンし経済に大きな影響が出そうです。VWOの約40%は中国が占めてるのでその影響は大きいです。

 VWOの現在の分配金利回りは3.05%です。意外にも株価は下がっていますが、配当金は増配が続いています。今年3月の配当金は前年同月と比べ95.8%増と大きく増配しました。米国高配当株ETFはそれほど増配していないので分配金は健闘しています。

定期積立を続けるのか

 結論から言うと、少なくとも今年中は定期積立を続けようと思います。今後新興国株が上がるのか下がるのかは正直わかりません。わからないことを考えても時間の無駄だと思うので、当初の計画通り積立を続けます。下がっている時に買うのは安く買えているとも言えるので上がった時のリターンが大きくなります。下がったとしても新興国株の保有資産に対する割合は4%程度とそれほど多くないので許容できると思っています。