オリックスが株主優待廃止を発表しました 

アル
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 こんにちはアルです。オリックスが5月11日に決算発表を行い、同時に株主優待の廃止を発表しました。

決算内容

 決算内容は良い内容でした。営業収益(売上高)は前年比9.9%増の2兆5,203億円、営業利益は前年比16.7%の3,020億円、当期純利益は前年比62.2%増の3,121億円となりました。

 EPS(1株あたりの当期純利益)は259.37円と前年の155.54円を大きく上回り過去最高となり、配当金は85.6円と前年の78円から11%の増配となりました。

株主優待廃止

 現在の株主優待はふるさと優待として全国各地の商品が選べるカタログギフトをもらうことができます。3年以上保有するとカタログがランクアップするのも私達のような長期保有する株主にとって嬉しい点でした。その他にもオリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できる株主カードをもらう事ができました。

 この株主優待はとても人気だったのですが、残念ながら2024年3月31日時点の株主名簿に記載ある株主へのお届けをもって廃止となります。株主優待廃止を行う企業は業績が悪化していることが多いですが、オリックスはそういうわけではないのでとても驚きましました。

株価の動き

 株主優待廃止が発表されたのは5月11日(水)15時でしたので、12日(木)の株価がどうなるか注目していました。予想通り株価は前日から3%下落しましたが、13日(金)には元の水準まで回復しました。

 株主優待が廃止されたとはいえ決算内容は悪くありませんし、株主優待を廃止し配当等の利益還元に期待が高まったのだと思います。

今後の保有予定

 アラフィフ夫婦は現在アルとケイで100株ずつ計200株保有しています。株主優待廃止はとても残念ですが、実際に廃止されるのは2年後なのですぐに売却することはありません。このまま持ち続け残り3回の優待を受けるつもりです。

 その後はその時に考えますが、現時点では引き続き持ち続ける事になると思っています。なぜかというと、オリックスは株主優待がなくても業績がよく、増配に積極的で高配当な銘柄だからです。配当利回りは現在の株価で3.7%、取得単価でみると5.4%の利回りなっています。

 今年に入ってひろぎんの株主優待改悪、JT、オリックスの株主優待廃止と株主優待改悪、廃止が続いています。この流れはまだまだ続くと言われています。株主優待を楽しみにしている私達のような株主にとって、とても残念です。