こんにちは、ケイです。
ケイは月に数回、図書館に本を借りに行きます。最近借りた本の一冊『限りある時間の使い方』の中に印象に残るフレーズがいくつかあったので、自分自身の考えと合わせて書き留めておこうと思います。
〝効率化の罠〟
長く仕事を続けていると気がつきます。「あれ?効率良くできるようになったのに全然楽にならないし、さらにやることが増えてる。それでお給料が上がってればまだマシだけど、上がるどころか手取り減ってるんじゃない?」って。
結局、誰のための効率化かといえば、資本家のためです。
〝怠情嫌悪〟
社会心理学では「何もしないことが嫌で仕方がない」ことを怠惰嫌悪(たいだけんお)と言うそうです。
ケイも無意識にですが、20代、30代の頃はスケジュールが空いていると何か有意義なことをしなければいけないと思っていました。自分が本当にやりたいからではなく、やった方がいいことを考えて行動していました。
40代になると、無理に何かしなくてもいいんじゃない?自分がやりたければやればいいし、本当は何もしたくないのならのんびりしててもいいんじゃない?と考えるようになり、気持ちが楽になりました。
アルに〝怠惰嫌悪〟を感じたことがあるか質問したら、「んー?時間があったらゲームしてるからねー。やりたいことしかやらないから。」とのこと。さすがシンプル思考。
〝非目標性の活動〟
何らかの達成を目標とするのではなく、ただ活動そのものを楽しむ。達成目標が無くても、生産性がなくても、自分がやりたいことなんだから楽しんでやればいい。というか、楽しいかどうかやってみないと分からないんだから、まずはやってみたらいい。
〝無益なことを追求する自由〟
凄く魅力的な響き。他人にとっては無益でも、やっている本人にとっては有益なこともあるし、その時は無益でも、後になって有益になることもある。どんな些細なことも追求すれば何かしら得るものはあるはず。
タイムマネジメント的なビジネス本かと思いきや、人生や生き方について考えさせられる内容でした。