【エジプト旅行】2日目午前中はギザの遺跡観光

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 エジプト旅行2日目、午前中の記録です。

【エジプト旅行】1日目の記録はこちら

 エジプト旅行2日目の早朝、2回目の機内食が提供されました。アルはオムレツ、ケイは目玉焼きを選択。目玉焼きは固く、オムレツの方が美味しかったです。

アルが選んだオムレツ。緑色のジュースはメロン味でした。
ケイの選んだ目玉焼き。メロンは固くて甘みも薄かった。クロワッサンが美味しかったです。

 約14時間のフライトでカイロ国際空港へ到着。入国するのに必要なビザはツアー参加者全員分まとめて取得し、添乗員さんから渡されました。シール式になっており、自分でパスポートに貼ります。その後、入国審査の列に並びパスポートと機内で記入した入国カードを提示し無事入国完了。スーツケースをピックアップした後、再集合しツーリストポリスの許可が出るまで空港内のベンチで待機。ツーリストポリスと現地ガイドさん、アシスタントガイドの3名が同乗するツアー専用バスで今夜宿泊するホテルへ向かいます。基本ツアー中は専用バスで移動し、必ずこの3名が同乗します。

早朝AM5時過ぎ、日の出前です。

 前方と中央に出入口がある大型バスで、参加人数よりも座席数が多かったので間隔をあけてゆったり座れました。思った以上に綺麗なバスでしたが、残念ながら車内にコンセントや専用Wi-Fiはありません。
 ホテルまでの移動中、添乗員さんや現地ガイドさんから旅行中の注意事項やイヤホンガイドの説明、エジプトポンドへの両替などが行われました。1人1日1本配られる500mlのお水のペットボトルもこの時受け取ったかな?
 カイロ地区のナイル川東岸に位置するホテル『ラムセス・ヒルトン』に到着。入口のところで手荷物チェックを受けます。

バスの車内から撮影。雲はありますが、日が昇り空が明るくなってきました。

 到着後、再び朝食(バナナ、パン、紙パックのジュース)が配られ、ホテルロビーで休憩タイム。

アルはバナナを食べると腹痛がするのでパンとジュースだけ食べました。ケイはこの時お腹が空いていなかったので、時間をずらして食べました。

 残念ながらチェックインは出来ませんでしたが、天井の高いエントランスにはソファや椅子がたくさんあり、人も少なくゆったり過ごせました。トイレも綺麗でチップは不要。洗顔と歯磨きを済ませました。

 エジプトに来て最初の観光地は世界遺産でもあるキザの三大ピラミッドです。観覧開始時刻であるAM8時に合わせ専用バスに乗ってホテルを出発。ナイル川を渡りギザ地区へ。まず最初、1番大きいクフ王のピラミッドへ入場しました。

快晴!日差しは強いですが蒸し暑さは全くありません。犬がたくさんいましたが暑さのせいか走り回るような犬は一匹もいません。そのほとんどは地面に横たわっていました。

 ピラミッド内はカメラ持ち込み禁止のため現地ガイドさんに預けるよう言われましたが、スマホは持ち込みも写真撮影もOKとのことでした。

近づくとその大きさに圧倒されます。内部への入口に列ができていますが、意外とスムーズに入れました。

 中に入ると薄暗い通路は狭く、人がすれ違うのがやっと。傾斜が思った以上に急で、天井の低いところは中腰姿勢で登り続けることになります。そのため荷物は最小限(パスポートや財布、スマホなどの貴重品、イヤホンガイド、水のペットボトル、帽子やショールなど日除けになるもの等)にして、虫除けスプレーや日焼け止めなどはしっかり塗布し専用バスに置いておくのがよいでしょう。靴は履き慣れた滑りにくい運動靴がベスト。ヒールの高いサンダルは捻挫する可能性大です。

最初はかなり狭い通路を登っていきます。ケイは何度か頭を打ちました。
途中から天井が高くなり立って歩けるようになりますが、すれ違うのがやっとです。

 一番奥の部屋には蓋のない空っぽの石棺が置いてあり、外よりも蒸し暑くじっとしていても汗ばみます。帰りも同じ狭い通路を下って外へ出ます。その結果、アラフィフ夫婦は大腿四頭筋が筋肉痛になり、数日間段差を降りるのが辛かったです。
 次に、クフ王のピラミッドの東側にある王妃のピラミッドへ入場。こちらの通路も狭く、突き当りの部屋への出入りで渋滞が発生していました。

こちらは希望者のみ入場しました。
こちらは最初が下り、帰りが登りになります。この写真は最後登って出入口に向けて撮った写真です。

 その後、専用バスに戻り三大ピラミッド全てを見渡せる写真スポットへ移動し、記念写真撮影。旅行会社のサービスで希望者は無料で伝統衣装のガラベーヤを借り、洋服の上から着て写真を撮ることが出来ました。ラクダ乗り体験はチップ込みで10ドルでしたが、アラフィフ夫婦は鳥取砂丘でラクダ乗り体験をしたことがあるので乗りませんでした。

お天気が良くかすみもなかったため、遠くのビル群まで見えました。

 専用バスで再びピラミッドエリアに戻り、河岸神殿とスフィンクスを現地ガイドさんの説明を受けながら見学。スフィンクスに尻尾があることを初めて知りました。

尻尾が写っているのわかりますか?

 専用バスで近くのパピルス専門店に寄ってパピルスの作り方や作品の説明を受けた後、お買い物タイム。このような専門店でのお買い物タイムはツアー途中何ヶ所か組み込まれており、チップ不要のトイレタイムも兼ねています。アラフィフ夫婦は何も購入しませんでしたが、ヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)で名前が書かれた証明書としおりがツアー参加者全員にプレゼントされました。

 そこから歩いて移動し、スフィンクスの視線の先にある『ピザハット』の隣にあるレストラン『Abou Shakira Restaurants』の2階席で早めの昼食をいただきました。

壁一面がガラス張りでピラミッドとスフィンクスを眺めることができます。
薄いナンのようなパンがアエーシ。奥のごまペースト=タヒーナをすくったり、おかずを挟んで食べるそうです。青唐辛子がのった赤いのは野菜のピクルス=トルシーで、通常のピクルスよりかなり辛いです。
リサーン・アスフール=すずめの舌といわれる小さい米粒型のパスタが入ったスープで、塩気強めです。
ご飯はピラミッド型。添えてある人参はほぼ生。チキングリルとコフタ(細長い肉団子)はスパイスと塩で味付けされていますが、辛くはありません。炭火焼きなのか、香ばしい風味がして美味しかったのですが、骨付きなので食べにくかったです。
エジプト風ミルクプリン。練乳のクリームみたい。

 ボリュームがあり塩気強めの味付けでしたが、汗をかきお腹も空いていたので美味しく完食。エジプトのビール(ステラビールやサッカラビール)を飲みたかったのですが、やはりアルコールメニューはありませんでした。ホテルやクルーズ船のレストラン以外でアルコール提供は無いようです。

 ちなみに、ツアー3日目までちょうど〝ラマダン〟と言ってイスラム教徒の方が日の出から日の入りまで飲食をしない期間でした。現地ガイドさんもイスラム教徒なのでそのようにしていると話していましたし、ツアー途中空港での待ち時間に他の空港スタッフの方達と一緒にお祈りをされていました。なかなか大変な生活だなぁと思いますが、子供の頃からその生活に馴染んでいるイスラム教徒の方達にとっては当たり前のことなんでしょうね。