こんにちは、ケイです。
初めてのエジプト旅行で利用したエジプト航空ビジネスクラスについての記録です。
往路復路共に、成田とカイロを結ぶエジプト航空直行便のビジネスクラスを利用しました。座席は1席－2席－1席のヘリンボーン式でした。
アラフィフ夫婦は中央2席を使用。隣の座席とのパーテーションは可動式だったので、隣のアルの様子が分かるよう常にオープンにしていました。座席の幅はそれほど広い感じはしませんでしたが、足元の奥行きはかなり広く、身長の高い人でもしっかり足を伸ばせそうでした。最もリクライニングした状態でも少し頭部が高いのですが、ケイは背が低いので足元の方に体を寄せて寝るとほぼフラットな感じになりました。
座席周辺の収納スペースは多く便利でした。パーテーション側のテーブルの下は収納スペースになっており、その中に画面操作する有線のコントローラーも収納されています。そこに日本のタイプAもエジプトのタイプCも使えるコンセントがあり、飛行中にiPhoneやApple Watchを充電しました。他にもUSBポートもあったと思いますが使用していません。
日本語の映画は2本しかなく、往路に1本、復路に1本観ました。それ以外の時間、ケイは寝るか食べるかiPhoneの写真整理をしていました。アルはiPadで事前にダウンロードしておいたアニメを観て過ごしました。
アメニティは往路と復路で異なりますが、ひと通り揃っていました。ホルス神のロゴが入ったスリッパは座席周辺の収納スペースに置いてありました。アイマスク、耳栓、歯磨きセット、ヘアブラシ、靴下、ボールペン（なぜか青色インク）はポーチに入っていました。往路はイタリアブランドのungaro、復路はエジプト航空オリジナルのものでした。
機内の温度や匂いは特に気にならなかったのですが、喉の乾燥が気になったためマスクをして寝ました。マスクはアメニティには無いので持参しました。
エジプト航空は機内でのアルコール提供がありません。添乗員さんからどうしても飲みたい場合、出国審査後の免税店で購入したものを持ち込んで飲むのはOKと言われました。でもアラフィフ夫婦は持ち込んでいません。往路は搭乗前のラウンジでシャンパンやワイン、生ビールを飲んだから。復路は乗り継ぎが時間ギリギリになり購入する時間がなかったからです。
機内食は往路も復路も2回。メニュー表はありましたが、往路は英語とアラビア語と中国語、復路は英語とアラビア語と日本語で書いてありました。往路復路共に、離陸して安定飛行に入りしばらくしてから夕食が始まり、着陸する1〜２時間前頃に朝食が始まります。その間にお腹が空くようであればクロワッサンのサンドイッチやカットフルーツ、ミックスナッツやクッキー、スープなどを食べることが出来ます。言葉が通じなくてもメニュー表があれば指差しでお願い出来るので助かります。
今回、往路も復路も離陸が定刻より遅くなりました。機内への誘導も予定より遅かったですし、機内誘導も奥の座席や窓側の座席から優先して誘導するなどの工夫がないため時間がかかるのは当然です。ただ、飛び立ってしまえば飛行時間は予定通りですし、離発着もスムーズです。
以下、今回のエジプト航空ビジネスクラスに対するケイ個人の５段階評価です。
サービス★３（CAさんとは簡単な英語、もしくは指差しでコミュニケーション。日本語で会話できるCAさんには遭遇しませんでした。こちらから積極的に希望を伝える必要があります。）
料理 ★3（トータルの量が多く食べきれなかった。美味しくないと思うものは無かったが、味が単調で飽きてしまうことがあった。）
設備 ★２（トイレはビジネスクラスエリアの前方に１箇所。エコノミーとの間に２箇所。こちらはエコノミーとの共用です。そのため待つことが多かった。なぜか誰も入っていないトイレが施錠されていることが3回ほどあり、CAさんに確認し開けてもらった。日本語の映画が2本しか無かった。）
安全性 ★３（離着陸はスムーズ。何度か揺れることはあったが、事前にシートベルトのサインが出ており不安な感じはしなかった。往路復路共に、理由は伝えられなかったが定刻より遅れて出発したため減点。）
快適性 ★３（リクライニングした際に腰の部分が沈み込むのが気になった。昨年搭乗したスリンランカ航空のビジネスクラスに比べると熟睡できなかった。）
コスパ ★３（他の航空会社の長距離フライトのビジネスクラスに比べると安いのかもしれないが、新型コロナウイルス感染流行前に申し込んだ同じようなエジプト航空ビジネスクラスのツアーに比べると倍近い価格になっている。）
