こんにちは、ケイです。大阪ドライブ旅行から帰った翌日、〝chidoriya Rocks 2025〟を観るため1人で京都まで行って来ました。2日間に渡って『ロームシアター京都』で開催された音楽イベントで、ケイの大好きなミュージシャンはもちろん、豪華出演者による目の離せないステージ、そして他では観ることが出来ない貴重なセッションを楽しんできました。
しかも、ちょうど祇園祭(後祭)の期間中だったこともあり、山鉾巡行を初めて見学。もちろん美味しい料理とお酒も味わい、久しぶりの京都を十二分に満喫しました。
一人旅の費用は全てケイのお小遣いから支払うため家計には含みませんが、今後の参考および思い出として記録しておきます。
1日目 61,519円
JTBパックツアー 新幹線のぞみ往復+「エスペリアホテル京都」2泊(シングル利用素泊まり) | 36,200 |
公共交通費合計(JR、近鉄、路線バス) | 1,110 |
「鳥せい 本店」昼食 | 3,580 |
「月桂冠大倉記念館」入館料 | 600 |
「寺田屋」入場料 | 600 |
お土産代(「古酒 神聖20年」) | 4,070 |
〝chidoriya Rocks 2025〟1階S席チケット代 | 15,825 |
「スーパーフレスコ五条壬生川店」(握り寿司、ペットボトル飲料、菓子パン等) | 734 |
11:20頃、JR京都駅に到着し奈良線に乗り換えJR桃山駅で下車。昼食は京都伏見の老舗酒蔵が経営する鶏料理専門店へ。お得なランチメニューから焼きとり定食をチョイス。1杯目はよく冷えた一口生ビール、2杯目は一口生原酒と合わせていただきました。さらに追加できき酒3種セットと濃厚塩だれレバー、とりみそ野菜付きを注文。最後はランチデザートのバニラアイスと神聖古酒20年を注文し、アフォガード風にしていただきました。ちなみに食後のコーヒーはセルフサービスで1杯無料です。
お隣の売店では、アルへのお土産に古酒を購入しました。紹興酒のような濃い癖のあるお酒です。

食後は近くの『月桂冠大倉記念館』へ。月桂冠の歴史や酒造りに関する映像や展示を見学した後、複数ある日本酒の中から好きな3種類を選んで試飲できます。さらにこの日は期間限定でもう1杯別の日本酒をロックで味わうことも出来ました。持参したマイボトルの氷水を間に挟みつつ、味の違いを確かめながら美味しくいただきました。
他にも長建寺や寺田屋、会津藩駐屯地跡を巡った後、近鉄線桃山御陵前駅から乗車し、京都駅で乗り換えてJR丹羽口駅で下車しホテルにチェックイン。


無料サービスのドリンクを飲んでひと休みした後、路線バスで『ロームシアター京都』へ。開演時刻ギリギリに到着し焦りましたが、結局20分程遅れて芸妓さんと舞妓さんの舞と唄からスタート。この日は1階S席の下手寄りでしたが、傾斜のある座席だったので座っていてもステージ中央はよく見えました。続いて豪華出演者の皆さんによる演奏が始まり、立ち上がって盛り上がる場面もありましたが、全体的に座って観ている場面が多かったです。途中の10分休憩では会場をいったん出て、無料サービスのBOTTEGAスプマンテとカレーおかきをいただきました。後半もここでしか観ることが出来ない貴重なステージを堪能。この日、ケイの大好きなミュージシャンはゲスト扱いだったため演奏したのはセッションやコラボの3曲のみでしたが、リラックスした雰囲気で終始楽しげ。観ているこちらも自然と笑顔になるステージでした。

終演後、ホテルへ帰る途中、近くの24時間営業の地元スーパーへ寄って、半額になっていたお寿司や飲み物、翌日の朝食用の菓子パン等を購入。翌日に備え部屋で夕食とシャワーを済ませ、日付が変わる頃に就寝。暑い中かなり歩いて体力的には疲れましたが、倦怠感よりも満足感に満たされた1日でした。

2日目 28,515円
公共交通費合計(路線バス、地下鉄、JR) | 640 |
「東華菜館 本店」昼食 | 4,700 |
「GOOD NATURE MARKET」ワイン&日本酒代 | 1,250 |
「鍵善良房 四条本店」くずきり | 1,400 |
〝chidoriya Rocks 2025〟A席チケット代 | 13,825 |
「bistro&wine 苑 én」夕食 | 6,700 |
大浴場で朝風呂を済ませ、朝食は昨夜購入しておいた京都山一パン総本店の〝のろきゅう〟というユニークな名前のパンとホットコーヒー。普段は菓子パンってほとんど買いませんが、旅先だとこういう地域限定パンを見ると食べてみたくなります。

祇園祭(後祭)の花傘巡行や山鉾巡行を見学するため路線バスで四条烏丸へ。ハンディファンを首からぶら下げウロウロ歩き回った結果、四条河原町交差点のバス停近くの日陰になっている歩道から見学。遠目でしたが大きな山鉾が人力で進み回転する様子を見ることが出来ました。

山鉾を数台見送った後、鴨川沿いに建つ北京料理のお店で友人と合流。歴史を感じる豪華な彫刻が施された洋館に入ると待合スペースがあり異国情緒たっぷり。昭和を感じさせる制服を着た男性スタッフに案内され、日本最古のエレベーターで上階へ。

窓際の眺めの良い席に案内していただき、前菜の盛り合わせ、春巻き(豚肉と野菜の玉子巻き揚げ)、蒸しギョーザを注文し、まずは瓶ビールで乾杯。後半は温かい紹興酒に氷砂糖を入れ、料理と共に美味しくいただきました。どの料理も美味しく完食しましたが、一品一品ボリュームがあるため、4人くらいで来てシェアするとさらにいろいろ食べられていいかも。

食後は友人のリクエストでセルフワインバーのお店へ。バーと言ってもフードコート形式で気軽に利用でき、ゆっくり座って食事も可能。2人で赤ワイン3種、白ワイン2種、純米酒1種をシェア。お手頃価格のものから、お高いものまで、ちょっとずつ楽しみました。

次は私のリクエストで老舗和菓子店へ。本葛を使ったくずきりの黒蜜と白蜜を食べ比べ。氷水に浸ったきしめんのような形状のくずきりを蜜につけて食べる夏にピッタリの甘味です。濃厚な甘さの黒蜜も美味しいですが、さっぱりした白蜜が私好み。意外と食べ応えがあり、お腹が膨れました。

お店を出て、会場まで歩き慣れている友人の道案内で川沿いの通りを歩き、平安神宮大鳥居の横を通って『ロームシアター京都』へ。早めに到着したお陰で無料サービスのBOTTEGAスプマンテをしっかり飲んでから会場入り。本当は2日目もS席希望でしたが外れてしまい、この日はA席。2階の最後列でした。

2日目は予定通りの時刻にスタート。1日目同様、舞妓さんと芸者さんの舞と唄で始まり、最初しばらくは座って観ていましたが、最後列だったこともあり、ケイの大好きなミュージシャンが登場すると同時に遠慮なく立つことができました。ゲスト扱いの1日目と違い、この日は曲数も多く、今回限りのバンド編成や芸妓さんの舞による還暦祝い、他の出演者とのセッション等、他では絶対観ることの出来ないレアなステージばかり!もちろん他の出演者の皆さんのステージもしっかり楽しみました。
終演後は帰路の途中通りかかったビストロへ。2階建の古い長屋をお洒落に改装したお店で、1階はカウンターのみ。2階席の広めなテーブル席に案内していただき、まずはサッポロ赤星で乾杯。前菜盛合わせは種類が多く見た目も華やかでどれも美味。メインの京都産鹿のソテーは見た目からして火の通りが絶妙で、厚みがあるのに柔らかく、噛むと肉の旨味と一緒にジビエ独特の適度なクセも感じられ、それがまた美味!ソースは日本人好みの和風っぽさがあり、フルーツ(ブルーベリー?)のような甘味と酸味がお肉にピッタリ。ゴルゴンゾーラのペンネは硬めの茹で加減で、クリーミーなソースは独特の香りが後から鼻に抜けてイイ感じ。どちらも2杯目の赤ワインとよく合い、美味しく完食。お値段は決して安くないけど、量もあるし美味しいし、お値段以上の価値があるお料理でした。

ホテルに戻り、貸切状態の大浴場でサッと入浴を済ませ速やかに就寝。
2日目は音楽と食事の趣味が合う友人のお陰で、1日目以上に内容の濃い1日となりました。
3日目 4,266円
公共交通費合計(JR) | 200 |
ホテル1階レストラン和洋食ブッフェ | 1,540 |
宿泊税 | 400 |
昼食(駅弁、カップ酒) | 1,676 |
お土産(こたべ) | 450 |
最終日は11:00のチェックアウトまでホテルでゆっくり過ごそうと思い、フロントで朝食を申し込み1階のレストランへ。京のおばんざいや京野菜、手作り豆腐、湯葉入り蕎麦、ホテルカレー、京都の老舗ベーカリー「進々堂」のパン、デザート等、ゆっくり食事を楽しみました。

大浴場で朝風呂に入り身支度を整え、チェックアウトを済ませてJR京都駅へ。京都駅構内では様々な種類のお弁当やアルコール、魅力的なお土産が販売されています。散々迷った結果、新幹線車内で食べるお弁当と日本酒、お土産用のこたべを購入し帰路につきました。


京都は仕事でもプライベートでもアルと一緒に何度か訪れています。前回訪れたのは3年前の8月半ば過ぎ。アルと一緒に車でケイの実家へ帰省する途中、京都に一泊しアルと一緒に貴船の川床料理を食べに行きました。あの時も暑かった記憶はありますが、3年振りの京都は7月なのに最高気温が37度を超え、発熱並みの暑さ!それでも、魅力的な場所が多く点在し、美味しい食べ物やお酒を楽しめるお店があちこちにあるため、機会があればまた来たいと思います。
初めての貴船川床料理はこちら
今回の2泊3日京都一人旅にかかった費用ですが、合計額は94,300円、平均すると1日当たり31,433円となります。今年に入って3度出かけている東京への一人旅に比べ高くなっています。自宅からの距離が近く新幹線のパックツアーを利用した分、交通費と宿泊費は比較的安く抑えられましたが、チケット代が高めだったからでしょう。しかし、今回の出演者メンバーや公演内容を鑑みれば決して割高とは思いません。