こんにちはアルです。皆さんは株式投資をしていますか?FIRE生活を目指すブログを見てくださっているので、株式投資をしている方が多いのではないでしょうか。株式投資とFIRE生活はとても相性がいいと思います。アラフィフ夫婦の株式投資歴は20年くらいになりますが、8,000万円の金融資産を持つことができました。
なぜ株式投資なのか
「21世紀の資本」の著者であるトマ・ピケティは格差拡大の要因を「r>g」という不等式で現しました。「r」は資本収益率を、「g」は経済成長率を現していて、資本収益率は投資の運用収益に、経済成長率は労働による収益に置き換えることができます。つまり投資の運用収益は、労働による収益を上回っていて、投資をしている者としていない者とでは格差が広がり続けることを意味しています。
ピケティは18世紀から遡りデータを分析した結果、「r」は年に5%程度、「g」は1~2%程度であったそうです。この3〜4%の差により格差が広がっていくわけです。
投資にも株式の他にも債権や不動産など様々なものがありますが、債権は成長率が株式に劣りますし、不動産は手間がかかります。最も手間なく成長が期待できるのは株式投資だと思います。
始めよう株式投資
現在はNISAや積み立てNISA、iDeCoといった国が推奨している制度があり非課税で運用できるなど株式投資をする環境が整っています。
2019年に老後2,000万円足りない問題が大きな話題となりましたが、この問題はNISAやiDeCoを利用して積み立てれば簡単に解決します。それどころか、アラフィフ夫婦のように早い年齢から株式投資を行えば、配当金で最低限の生活費を賄うことができ、FIRE生活も見えてきます。
ポイントは少額からでいいのでなるべく早く始めることと、日々の生活を見直すことで支出を最適化したり、副業をしたりして毎月の入金力を高めること、この2点です。なぜなるべく早く始めたほうがいいのかというと、複利の力を十分に利用するためと、株式は15年以上運用すると元本割れのリスクがほとんどなくなるためです。毎月の入金力を高めることも重要なことは言うまでもありません。いかに早い段階で入金力を高めて投資を始めるかが勝負です。
アラフィフ夫婦の場合
アラフィフ夫婦は幸いにも20代から株式投資を始めることができましたが、住宅ローンの繰り上げ返済を優先していたので、本格的に株式に積み立てを始めたのは2008年のリーマンショック後になります。株式市場が低迷していた時期に始めることができたので、その後のアベノミクにより資産が急激に増加していきました。夫婦共働きで子供がいないので毎月の入金力も高かったこと、支出の最適化を行い支出をスリムにしていたことも資産を増やした要因です。ただ、債権やRIETに投資している割合が高かったので、もっと株式に投資していれば良かったかもしれません。
まだ、株式投資をしたことがない方はSBI証券や楽天証券などネット証券の口座を開設して、まずは積み立てNISAで投資を始めてみてください。早く始めないと格差が広がっていきますよ。