千代田インテグレの決算が発表されました

アル
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 こんにちはアルです。今回はアラフィフ夫婦が10年以上保有している株である、千代田インテグレの決算発表について書いていきます。

千代田インテグレって何の会社?

 決算発表について書く前に、何の会社なのか知らない人も多いと思うので紹介します。千代田インテグレ株式会社はOA機器、AV機器、通信機器、自動車関連など各製品の機構部品、機能部品の製造販売を行う、資本金23億3,156万円、連結売上38,358百万円(2019年12月期)の東証1部上場企業です。

 アラフィフ夫婦がこの会社の株を購入したのはリーマンショック後の株価が低迷している頃でした。会社四季報を使い、配当利回りがよく、借金があまりない健全な会社を幾つか選び、購入しました。この会社はそのうちの1つです。

 購入の時期がリーマンショック後だったため、株価は安く配当利回りが高い状態で購入することができました。現在は購入した時の2倍以上の株価になっています。それでも、現在の配当利回りは3.8%あり、ギリギリ高配当の部類です。 

減収減益の決算内容

 2020年12月期の当期純利益は8.82億円の黒字、2019年12月期は20.58億円の黒字でしたので、前期比57.2%減となりました。

 2020年12月期のEPS(1株当たりの当期純利益)は71.14円、2019年12月期は163.34円でしたので、前期比56.4%減となりました。

 2020年12月期の配当は70円、配当性向98.4%、2019年12月期は95円、配当性向58.2%でしたので、前期比26.3%減となりました。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた形になりましたが、当初想定以上の需要回復や巣ごもり需要によるAV機器・ゲーム機向けの売上高の増加などで、業績予想を上回る決算だったようです。配当予想は60円でしたが、決定額は70円となりました。

2021年12月期の予想

 2021年12月期の予想は当期純利益14億円の黒字、EPSは112.9円、配当は据置で70円、配当性向62%となっています。

今後の予定

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響がなくなれば、以前のように配当が100円前後に戻ると思いますので、売る予定はありません。

 配当が2期連続で無配になったら手放すことを考えますが、今のところそのようなことはなさそうです。