自分に合った「増やす力」を身につける

FIRE生活
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 こんにちは、ケイです。
 皆さんは投資をいつから始めましたか?アラフィフ夫婦は生活防衛資金を確保したのち、貯蓄と同時進行で少額投資を始めました。
 YouTube「両学長 リベラルアーツ大学」では、投資は「増やす力」に該当します。まず「貯める力」を身につけ、「稼ぐ力」を伸ばしつつ、「増やす力」も養う。アラフィフ夫婦はまさにそうでした。

「貯める力」と「稼ぐ力」はこちら

証券会社店頭で投資信託購入

 アラフィフ夫婦の投資第一歩は投資信託の購入でした。アルの記憶によると、試しに1万円分だけ購入。日本株のアクティブ運用だったと思います。職場でパソコンを使っていましたが、20年程前なのでネット環境は今ほど整っていません。投資情報を調べるのもネットではなく「あるじゃん」(2012年に廃刊)や「ダイヤモンドZAi」などのマネー雑誌でした。今でこそ投資信託はネットや銀行窓口で購入出来ますが、当時は証券会社の窓口でしか購入できませんでした。

日本マクドナルド新規上場株購入

 初めて個別株を購入したのは2001年7月に新規上場された日本マクドナルドホールディングスです。その当時TVや新聞でも報道され、かなり話題になっていました。100株を公開価格43万円で購入しました。株価は最初グーンと上昇し、あっという間に下がったと記憶しています。株主優待券がもらえたので数年は保有していましたが、結局損切りしました。この苦い経験があるため、新規上場株の購入は以後一度もしていません。

住宅ローン繰上げ返済

 その後、アルの実家へ引越し転職。それまでに貯蓄で貯めた数百万円を頭金にして自宅兼仕事場を住宅ローンで購入しました。まずは繰上げ返済をするため貯蓄を優先し、約5年で完済。そこから徐々に投資の割合を増やしていきました。

リーマン・ショック到来

 投資信託以外にも株主優待銘柄への投資やFXに挑戦。しかしその矢先、リーマン・ショックが到来。結局、FXで世帯年収の半分を失ってしまいました。これで気づいたのは、アラフィフ夫婦にFXのような短期投資は向いていないし、必要ないという事でした。アラフィフ夫婦の投資の目的は直近の大金ではなく、数十年先の不安解消です。FXをやっている時、アルは夜中も市場の動きが気になって目が覚めてしまい、かなりのストレスになっていました。増えている時も、いつ下がるか分からない為、安心感は全くありませんでした。

アベノミクス開始

 このような失敗を経験し、その後は投資信託をコツコツと積み立てていました。マックスバリュやイオン、マルシェやゼンショーなど普段利用している会社の株主優待銘柄投資も続けていました。
 その数年後、アベノミクスがスタート。アルは会社四季報を購入し企業分析した上で個別株を購入。加速度的に資産が増えていきました。

「増やす力」は千差万別だからこそ実践あるのみ

 投資の目的やその人の性格によって「増やす力」は人それぞれ異なります。中長期投資でコツコツ積み上げる人もいれば、短期投資で一気に駆け上がる人もいます。ただ、どちらの場合にも共通して言えるのは、増えることもあれば減ることもあるということです。「増やす力」を身につけるためには、それに慣れておくことも重要です。その為にはリスクの少ない少額の投資に早くから取り組んでおくことをお勧めします。
 まずは自分の投資目的と投資に回せる予算をはっきりさせて、iDeCoやNISAに取り組んでみましょう。今はパソコンやスマホで簡単に最新の情報を調べることが可能です。また、SNSなどを通じて他者の経験を自分のものとする事も出来ます。これらは失敗する確率を確実に減らしてくれます。この様な恵まれ環境において「増やす力」を磨かないのはもったいない!特に、複利の力が活かせる若いうちから始めるのがベストです。もし失敗したとしても「貯める力」と「稼ぐ力」があれば再び取り戻せますし、失敗から学ぶことが出来ればさらに「増やす力」は強化されます。まさにアラフィフ夫婦もそうやって「増やす力」を伸ばしてきました。