アルが落馬して考えたこと

ケイ
スポンサーリンク

 こんにちは、ケイです。
 アラフィフ夫婦は週1回乗馬の部班レッスンを受けています。1回40分のレッスンで、少ない時は2〜3頭、多い時で9〜10頭のグループで練習します。
 最近は初級障害のクラスに参加することが多く、常歩から軽速歩をしばらくした後、頭数が多い時は途中2〜3グループに分けて駈歩、障害を行います。

アルが落馬


 約1週間前、アルとケイが駈歩をしていた時に「バーン‼︎」というかなり大きい音がしました。誰かが落馬したな、と思い走るのを止めて音のした方を見ると、アルが気をつけの姿勢でうつ伏せに倒れていました。顔は見えません。ピクリとも動かず、まるで棒切れのようでした。ケイは瞬間的に最悪の事態も考えましたが、首や関節がおかしな方向に向いていなかったので脳震盪を起こしたのかもしれない、などと考えていました。落馬から数秒?数分?後、スタッフが声をかけると反応があり、しばらくして自分でヨロヨロと起き上がり、スタッフに背負われて室内に運ばれました。ケイも急いで馬を降りてアルのところへ向かいました。
 横になり休んでいるうちに会話もスムーズに出来るようになりひと安心。落ちた瞬間の事は覚えておらず、落ちてすぐ声をかけられたと言っているので、やはり数秒間脳震盪を起こしていたのでしょう。その時は特別痛いところもなく自力で歩いてケイが車を運転して帰りました。
 後日、病院を受診。幸いなことに脳や骨に異常はなく、仕事にも行っています。ただ、頭痛や首から背中にかけて痛みがあるため、痛み止め等の服薬と鍼灸マッサージ治療を続けています。体に振動が加わると辛いので乗馬レッスンはお休みしています。

乗馬を続ける理由


 アルもケイも今まで2〜3回落馬は経験していますが、今回のようにピクリとも動けない状態になった事はありませんでした。今回のアクシデントはいろいろ考えるきっかけになりました。
 レッスンを受けてもう少し上手くなりたいとは思いますが、高い障害を跳びたい訳でもなく、大会に出たい訳ではありません。アラフィフ夫婦が1番やりたいのは外乗です。レッスン中の落馬のせいで外乗が出来なくなるのは本意ではありません。まだしばらくはレッスンを続けますが、将来的には乗馬クラブを退会し、代わりにいろんなところの外乗に通うことを検討しています。
 ただ、外乗をするには広範囲に移動する必要があるため、職場から外出自粛要請が出されると行けるところが限られます。また、毎週末外乗へ出かけるのは時間的、体力的、金銭的に負担が大きいため、月1くらいになると思われます。

リスクと決断


 乗馬はヘルメットとプロテクターをつけて行うスポーツ。つまり、それだけリスクがあるという事です。ただ、危険だからといっていたら何も出来ません。車も飛行機も乗れませんし、スキーや格闘技も出来ません。リスクを理解した上で万全な対策をとり、自分自身が納得してやるかやらないか決断するしかありません。なぜならリスクの許容範囲は人それぞれ違うから。これは投資やセミリタイアも一緒ですね。自分自身でしっかり考えて決断し、後悔しない人生にしていきたいと思います。