FIREの定義は人それぞれ

FIRE
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 こんにちは、ケイです。
 ここ最近、FIRE(経済的自立と早期退職)に関する書籍や記事が以前より増えていて、ネットやSNSはもちろん、TV番組でも取り上げられたりしていますね。最近はFIREをタイプ別に分類しているものもあり、様々な記事を興味深く読むのですが、ケイにはちょっと引っかかることがあります。
 それは「生活に必要な費用を資産運用と副業で得て、経済的自立を目指す」というような内容です。確かに、資産運用(例えば株の売買や不動産経営)や副業(例えばフリーランスやYouTuber)は全て自分の判断で行えるため精神的ストレスが少なく、時間も自由に使えます。しかし、必ずしも上手くいくとは限りませんし、責任を全て自分で負わなければなりません。ケイにとってはかなりのプレッシャーです。生活がかかっているとなると、より強いストレスがかかります。

 ケイの考えるFIは「生活に必要な費用を不労所得で賄う」ことです。ケイの考える不労所得とは、株や債券などの配当金や分配金です。その字のとおり「労せずして得る収入」、つまり何もしなくても(放置していても)入ってくる収入のことです。
 アラフィフ夫婦の場合、2拠点生活や乗馬、旅行などゆとり費にかかる金額が多いため、支出全体も多くなっていますが、生活に必要な住居費や光熱費などの固定費と食費や日用品などの変動費は比較的少なく抑えることができるため、ゆとり費を除けば現時点でもFIは達成できています。現在はゆとり費と将来の不労所得を増やすためにフルタイムの正社員として働いているので、RE(早期退職)は未達成です。しかし、アルも以前書いていましたが気持ち的にはもうFIREしたつもりでいます。
FIREしたつもりで働くはこちら

 そのため、仕事上の精神的ストレスは軽減され、過度なプレッシャーも感じません。また、健康保険や介護保険、年金など社会保障制度の恩恵も受けており、給与所得者として働くことのメリットも感じています。かといって、定年までずっとフルタイムで働きたいかというと、決してそうは思いません。理由はやはり〝時間〟です。フルタイムで働いていると、自分のために使う時間が限られるため、RE(早期退職)は魅力的です。

 アルは完全リタイアが理想ですが、ケイは少し違います。もし、ゆとり費も含め全ての支出を不労所得で賄えるのであれば働きませんが、人生を楽しむために短時間、短期間働くことには抵抗はありません。今までやってこなかった興味のある仕事に挑戦してみるのも面白いかもしれません。