アセットアロケーションを見直します

アル
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 こんにちはアルです。アラフィフ夫婦は理想とするアセットアロケーションを設定しそれに向かい投資をしてきましたが、これを見直そうと考えています。

アセットアロケーションとは

 アセットアロケーションとはアセット(資産)とアロケーション(配分)を組み合わせた言葉で、簡単にいうと自分の資産をどこに配分するかを決める設計図のようなものになります。例えば株、債権、REITといった金融資産を日本、先進国、新興国のどこに投資するかを決めていくというようなことです。これがないと適切なリスク管理を行うことができません。自分のリスク許容度に合わせてこれらの配分を決定していくことになります。ここでいうリスクとは値動きの幅の大きさを指しています。

見直す理由

 見直すきっかけは、海の見えるマンションを購入するにあたり、一時的に金融資産を取り崩すことになったからです。自宅を売却する資金でマンションの支払いはほぼ賄える計算ですが、自宅の売却はすぐにはできないため資金が必要となります。つなぎで住宅ローンを組むことも考えましたが、保証料などの諸経費がかかることや税金面で自己資金で支払った方がお得になるだろうということで、住宅ローンは組みませんでした。

 資産を一部売却することになったので、昔購入したETFを売却し、信託報酬が安く、利回りが高く、値上がりも期待できる、他の魅力的な投資先に投資することにしました。具体的には分配金が下がり続けている上場新興国債や上場外債を全て売却し、日米の高配当株やETFに乗り換えようと考えています。
 リスクは上昇しますが、リーマンショックやコロナショックを経験し、リスク許容度は上がっています。大暴落で狼狽し売ってしまうことはないと思いますし、逆に暴落が来ないかなと待ち侘びています。

現在と新しい理想のアセットアロケーションの比較

現在の理想のアセットアロケーション

  • 株式 50%(日本10% 先進国30% 新興国10%)
  • REIT 20%(日本10% 先進国10%)
  • 債権 20%(先進国10% 新興国10%)
  • 現金 5% 日本円と外貨(ドル、香港ドルなど)
  • 金・ビットコイン 5%

新しい理想のアセットアロケーション

  • 株式 70%(日本20% 先進国40% 新興国10%)
  • REIT 20%(日本10% 先進国10%)
  • 債権 0%(先進国0% 新興国0%)
  • 現金 5% 日本円と外貨(ドル、香港ドルなど)
  • 金・ビットコイン 5%

 債権を全て日米の株式に振り分けます。株式は70%と多くなりますが、集中投資にならないようにETFを用いるなど分散を心がけていくつもりです。現金比率が低いですが、これは投資用の現金の割合になります。別に生活防衛資金として約2年分の生活費を現金で確保しています。

 自宅の売却が終わり現金が入ってくるのはいつになるか不確定ですが、今年中に売却でき、日米の高配当株を買えたらいいなと思っています。