こんにちはアルです。吉野家ホールディングスが2022年2月期 第2四半期決算を発表、同時に株主優待の変更が発表されました。
2022年2月期 第2四半期決算
売上高は前年同期と比べ9.4%減の742億円、営業利益は59億の赤字から7億の黒字、経常利益は50億の赤字から49億の黒字、純利益は57億の赤字から31億の黒字となり減収増益となりました。
売上高は緊急事態宣言の発令や延長、京樽を連結から除外したため減収となりましたが、アメリカ、中国の既存店は堅調に推移し京樽連結除外がなければ増収だったようです。
営業損益は原価や販売管理費が低減し、前年同期に比べ66億円改善し黒字化しました。
経常利益、四半期純利益は感染拡大防止協力金や雇用調整助成金などの助成金等収入41億円を経常したことで、前年同時期に比べ大幅に改善しました。
そして、連結業績予想は上方修正され、無配だった中間配当が5円出ることになりました。
株主優待変更の発表
同時に株主優待変更の発表もありました。
株数 | 現行 | 変更後 |
100株〜199株 | 年2回、300円券を10枚 | 年2回、500円券を4枚 |
200株〜999株 | 同上 | 年2回、500円券を10枚 |
1,000株〜1,999株 | 年2回、300円券を20枚 | 年2回、500円券を12枚 |
2,000株〜 | 年2回、300円券を40枚 | 年2回、500円券を24枚 |
100株保有の株主は改悪、200株〜999株保有の株主はもらえるサービス券が増えます。1,000株以上の保有ではもらえる金額は変わりませんが300円券が500円券に変更となっているので使い勝手は悪くなります。変更の時期は2022年2月末の株主からです。
株価の動き
これらの発表がされたのが10月13日16時、これを受けて株価がどうなるか注目していましたが、10月14日の終値は2,276円と前日から+196円(+9.42%)と大きく値を上げました。
売却するのか買い増すのか
アラフィフ夫婦は現在夫婦で100株ずつ、計200株保有しています。今までは300円券が20枚、6,000円分を年2回もらうことができていました。今回の株主優待の変更で500円券が8枚、4,000円分を年2回と3分の2に減ってしまいます。
そこで考えたプランはもう100株ずつ買い増し、夫婦で200株ずつ、計400株保有することです。これにより、500円券が20枚、10,000円分を年2回もらうことがでるようになります。最初はこれでいいかなと思いましたが、よく考えてみると年に20,000円分食べることになり消費することが負担に感じるおそれがあります。それと、株価は上がっているので利回りは微妙です。
考えた結果、片方の株を売却し、もう片方で株を買い増そうかと思います。こうすれば1人で200株となり、500円券が10枚、5,000円分を年2回もらうことができるようになります。それでも以前よりは減ることになりますが、2人で分けて持つよりは1,000円分多くなります。同じ日に同時に売買すれば損益も気にする必要がありません。
優待を楽しみしている株主にとって優待の改悪はとてもショックなことです。経営が大変なのは理解しますが、できるだけ改悪となる変更は避けてほしいものです。