組み立て式家具のメリットとデメリット

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 アラフィフ夫婦は19年間暮らした一戸建てから海の見える中古マンションへ引越しました。引越しに伴い、初めて大型の組み立て式家具を購入しました。これから購入を検討している方の参考になるよう、購入理由、組み立てる際の注意点、使い勝手について書いておきます。

購入理由

 今までの一戸建ては作り付けのキッチンボードだった為、新しいものを購入する必要がありました。どうせなら電子レンジや炊飯器も隠して収納し、キッチンをスッキリさせることにしました。ニトリやナフコなどの実店舗と、ディノスやベルメゾンなどの通販サイトで比較検討した結果、電子レンジや炊飯器が収納出来てスッキリ見えるデザインで、価格が安かったディノスの組み立て式キッチンキャビネットを購入することにしました。

 商品名は「全部隠せるスライド棚付きキッチン家電収納庫」といいます。高さ180cm、幅123cm、奥行44.5cmとかなり大型です。今まで3段のカラーボックスを組み立てたことはありますが、大型家具を組み立てるのは初めてだったので悩みましたが、実店舗の似たようなデザインの商品と比べると価格が半額以下だった為、購入を決めました。

組み立てる際の注意点

 配達は2人がかりで、リビングまで運んでもらえました。組み立ての50%をアルが1人で行い、残り50%の1人では難しいところはケイが手伝いました。トータル3時間ほどかかりました。1人で全てやるのは難しいと思います。なんとか完成したとしても歪みがでる可能性が高いと感じました。
 特にアラフィフ夫婦が失敗したのは次の2点です。
 1つは下に何もひかずに組み立てたことです。DIYに慣れている方だと当たり前なのかもしれませんが、アラフィフ夫婦は大丈夫だろうと甘くみて何もひかずに組み立てて、フローリングに大きな傷を複数つけてしまいました。どのタイミングで傷がついたかは分かりません。組み立て終えてキッチンに運んだ後に気がつきました。組み立てる時は下に毛布やカーペットなどをひいておくことをお勧めします。生活していればいつか傷つけてしまうとはいえ、入居当日に傷つけてしまうとさすがにショックです。今はその傷を隠すため、センターラグをひいています。
 2つ目はドライバーの使い方です。組み立てた後、アルの右手のひらの真ん中に水ぶくれが出来ていました。ドライバーの握るところで摩擦が起こり出来たものです。滑り止めのついた手袋をして作業すれば防げたと思います。電動ドライバーも使用しましたが、強く締めようとして1か所ネジ穴をつぶしてしまいました。なんとか通常のドライバーで外すことが出来ましたが、そのネジは使用不可能となったため、1か所ネジを止めていません。それでも組み立てた直後はガタつくことも無かったため、背板止め用の金具は使用していません。
 付属の接着剤も使用しているため、本来は12時間置いてから収納するよう説明書に書いてありましたが、うっかり忘れて組み立てた直後に食器や調理器具、食材などを入れてしまいました。そのせいなのか、翌日になり左側の引き戸がピッタリ閉まらず、上部に1cm程隙間があいていました。真ん中の高さくらいまでは閉まっているので気にしないようにしています。

使い勝手

 収納量はかなりあります。右側には食器、やかん、ホットプレート、調味料、コーヒー、お茶、酒類を収納しています。IHクッキングヒーターに向かって立つと真後ろになるので、砂糖や塩、コーヒーセットなどは取り出しやすく便利です。
 左側には保存食、菓子類、野菜、調理家電、炊飯器、資源ゴミなどを収納しています。左側の棚はスライド式になっているので炊飯器の使用時は引き戸を開けたままスライドを引き出して使用出来ます。
 本来ならこの中に電子レンジを設置する予定でしたが、入れてしまうと電子レンジの取手が引き戸に引っかかって閉まりませんでした。もちろん購入前に電子レンジのサイズを測って確認しました。カタログに記載されている奥行きより短かったので入ると思っていました。しかし、カタログに記載されている奥行きは外側の1番長いところのものでした。引き戸を閉めることが出来る収納可能な奥行きは38cmと短かった為、入らなくて当然です。というか、中に電子レンジを入れて使用することが前提なのであれば、内側の奥行き、幅、高さを記載しておいて欲しいです。
 引き戸を外せば電子レンジを収納することは出来ますが、隠して収納するという購入した目的を失ってしまいます。仕方ないので、今は電子レンジをキッチンカウンターの上に置いて使用しています。これはこれで使いやすいのですが、電子レンジの裏がリビングダイニングから丸見えなので、今後どうするか検討中です。