【責任感と欲】なぜ仕事を楽しめないのか?

FIRE
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 こんにちは、ケイです。
 最近、同世代のジェーン・スーさんの著書『これでもいいのだ』を読んでいて、腑に落ちる文章がありました。

「私を動かすのは責任感と欲だ」
「責任感だけでは何事も楽しめない」

 この2つの文書を読んで「あぁ、だから私は仕事を楽しめないんだなぁ。」と納得できました。

 「仕事が楽しい!」とか「楽しめる仕事をしないと!」という人がいますが、ケイにはそれが分かりませんでした。仕事に対する誇りはありますし、働くのが嫌いなわけではありません。仕事をすることで多くの達成感や充実感を得てきました。やってきて良かったなぁと心から思う瞬間もあります。ただ、それが楽しいことかと問われると、そうではありませんでした。それは自分自身の責任感の強さが大きく影響し、楽しむ余裕がなかったからなんだと気がつきました。

 それに加え、ケイは仕事に対する欲がありません。若い頃はありましたが、30代、40代と歳を重ねるにつれ薄れていきました。今は自分が納得できる仕事ができればそれで満足です。仕事に対する欲があればどんどん自分のやりたいことに挑戦し、仕事を楽しむことが出来たのかもしれません。「仕事が楽しい!」と言える人は、自分自身が本当にやりたいことをやっているから楽しめるのでしょうね。

 では、今のケイが本当にやりたいこと、楽しめることってなんだろう?と考えてみました。アルと一緒にのんびり穏やかに誰のためでもなく自分自身のために暮らすこと、でしょうか。すごくわがままで自己中心的かもしれません。しかし人生100年時代、前半の半世紀(アラフィフ夫婦は今年50歳を迎えます。)はわがままを言わず誰かのためになるような生き方をしてきたつもりです。それなら、残された人生後半戦はあえて自己中で生きてみてもいいんじゃない?ケイがFIREしようと思ったのも、この思いが大きく影響しています。

 ただ、これは今現在のケイの思いです。10代、20代の頃と今のケイの思いが違うように、10年、20年経てば変わる可能性は大いにあります。それはそれでどんな風に変わっていくのか興味があります。