【クルーズ旅行】無断解錠事件

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 今までいろんなところを旅してきましたが、こんな経験は初めてです。

 事件が起こったのはクルーズ旅行4日目の夕方。アルと義父が一緒に大浴場へ行ったあと、ケイは一人で部屋の奥のソファに寝転がって本を読んでいました。すると、いきなり見知らぬお爺さん(おそらく75歳以上の小柄な細身の男性)がガチャっと部屋のドアを開け、何かしら話しかけてくるではありませんか!ビックリして急いでドアまで駆け寄り話を聴くと、大浴場の鍵付き貴重品ロッカーに入れておいたルームキーを取り違えられたと言って、アルと義父のカードキーを持っていました。カードキーには部屋番号と氏名が記載されているのですが、そのルームキーを使ってこの部屋の鍵を勝手に開けたことにビックリ!
 この時、アルは部屋に戻っておらず、隣の部屋のアルの父も部屋に戻っていません。あれ?おかしいぞ?と思いつつ、「まだ大浴場にいるはずなので、大浴場へ行って確認しましょう。」とお爺さんと共に急ぎ足で大浴場へ行き、「あなたの貴重品ロッカーの番号は何番ですか?もう一度確認してみてください。」と言って、確認してもらったのですが、やはり無いと言います。貴重品ロッカーは男湯の入口にあるため、ケイが直接確認するわけにもいかず、仕方がないのでお爺さんにアルを呼んできてもらいました。腰にタオルを巻きキョトンとした顔でアルが出てきたので、あとは当事者2人に任せて部屋へ戻りました。

 最初は突然の出来事だったので訳も分からず対応していたのですが、部屋に戻ってからよくよく考えてみたら、だんだん腹が立つやら、怖くなるやら。ルームキーを取り違えられたからといって、その鍵を使って他人の部屋をノックもせずに突然開けていいわけがありません。もし私がいなかったら?もし私が着替えている途中だったら?どう考えてもあのお爺さんのとった行動は非常識なのでは?まずはカードキーに書いてある部屋番号のドアをノックし、もし反応が無ければ船内フロントデスクのスタッフに事情を説明し対応してもらうのが妥当だと思うですが。

 しばらくするとアルが戻ってきたので、どうなったのか確認したところ、結局お爺さんのルームキーは元々お爺さんが持っていた鍵の番号の貴重品ロッカーに入っていたそうです。おそらくアルの施錠した番号の鍵をお爺さんが間違えて無理やり開錠したか、アルがきちんと施錠しておらず開いてしまったか。つまり取り違えたのはお爺さん自身。にも関わらず、すみませんでしたの一言も無く、早々にいなくなったそうです。ルームキーを取り違えた事は致し方ないにしても、無断で他人の部屋の鍵を開けたことに関しては反省してもらいたいものです。
 アルもケイも仕事上若い頃から高齢者の方に関わることが多かったので対応には慣れているつもりでしたが、今回は久しぶりに驚かされました。