こんにちは、ケイです。
5月は4冊読了。全て図書館のホームページから予約し、かなり待ってから借りることが出来ました。取り置き期限や返却日は、うっかり忘れないようカレンダーで管理しています。
①タイトル:団地のふたり
②著者:藤野千夜
③出版社:双葉文庫
④出版年:2024/7
昨年NHKでドラマ化され、毎週録画視聴し楽しんでいた。ほのぼのとした展開が好みだったので、原作本も読んでみることに。
ケイと同じ50代の女性2人が主人公の物語で、設定や展開、文章も全てしっくりきて、あっという間に読了。主人公2人の関係性や暮らしに共感できることが多々あり、読後感も良い。
①がんになってわかったお金と人生の本質
②山崎元
③朝日新聞出版
④2024/7
著者は昨年逝去された経済評論家で、ほったらかし投資に関する著書が有名。
主に癌と診断されるまでの経緯と、癌に対する治療に関する記録。経済的観点からみた振り返りが興味深い。投資同様、医療もサンクコストのデメリットを認識しておく必要がある。
最も参考になったのは第4章の終活のセオリー。生活はシンプルに、介護は施設で。著者の実父が89歳で急逝した際の〝墓なし・坊主なし〟による実際の段取りは具体的で役立つ。
①JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
②ニック・マジューリ
③ダイヤモンド社
④2023/6
歴史的データに基づいた貯金や投資に関する助言が書かれている。
読んでいて途中から面倒になり、データ解説のところは流し読みし、提起と結論のみ読んだ。大事なポイントは巻末に〝21の黄金ルール〟として簡潔に要約されている。その多くはアラフィフ夫婦に当てはまるし同意できる。
①京都伏見 恋文の宿
②花房観音
③実業之日本社
④2024/12
京都伏見を舞台にした時代小説。著者のエッセイが面白かったので、小説も読んでみることに。
時代小説はほとんど読んだことがないが、読みやすい文体と描写ですんなりと物語の中に入ることができた。14歳の少女の視点で書かれているせいか、人の二面性や複雑な人間関係が嫌な後味を残すこと無く描かれていて読後感が良い。続編も読んでみたいし、ドラマ化しても面白そう。
7月に京都へ行く予定なので、時間があれば伏見稲荷や長建寺にも寄ってみたくなった。