【教訓】人生、楽ありゃ苦もあるさ

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 先日、ケイの大好きなミュージシャンが新たなユニットでツアーをスタート。その初日公演をアルと一緒に観に行ってきました。かなり大きな会場でしたが、幸運にもステージに近いアリーナAグループの3列目!最初から最後まで目が離せないパフォーマンスで体は自然と動きっぱなし!アンコールも含め2時間弱のステージは本当に楽しくてアッという間に終わってしまいました。
 

 終演後は同じミュージシャンが好きな友人達と合流し鉄板焼きのお店へ。美味しい料理とお喋りを楽しみ、充実した1日となりました。

 その数日後、ケイはこのコンサート会場が窓から見える病室に入院していました。定期的に診察を受けている婦人科医の勧めで、5月下旬に設備の整った総合病院を受診した結果、悪性では無いものの広い範囲の組織を除去し検査をすることになり、1泊2日で入院することになりました。

ベッド横の窓からコンサート会場の屋根が見えて気分が上がりました。読みかけの本を持ち込みましたが、手術前後は軽い頭痛がしてあまり読めませんでした。

 幸い入院中に強い痛みや吐き気など薬で抑えるほどの辛い症状はありませんでした。ただ、術後3時間は安静を指示され、左手背には点滴、右腕にはバイタルチェックのための圧迫帯をしていたため、寝ていても体勢を自由に変えられず、3時間経過して圧迫帯が外れた後も点滴はしばらくそのまま。同じ姿勢が長く続いたせいか軽い頭痛がありました。
 食事は入院前日の夕食を最後に絶食し、入院当日の13時以降は絶飲食となり、再び食事ができたのは手術を終えた3時間後の20時過ぎ。レトルトのお粥と梅肉、インスタント味噌汁、バナナの夕食。食欲はあったので全て美味しくいただきました。翌日8時過ぎの朝食は、白飯、卵と白菜入り味噌汁、ポテトサラダ、たらこふりかけ、オレンジ、牛乳。こちらも完食。質素ですが白飯が200gあったのでお腹はいっぱいになりました。

お粥やご飯、汁物などは温かく、ポテトサラダやオレンジ、牛乳は冷えていて、美味しくいただきました。

 ベッドは4人部屋の窓際で明るく清潔。同室の患者さんは一人だけでしたが、手術から戻ってくるとずっと痛みを訴えていました。その辛そうな声を聴き続けているとこちらも気分が沈んできて頭痛がひどくなりそう。このまま何もせずベッドに横になっているのはよくないなと思い、看護師さんにお願いしてAirPodsとiPhoneを貴重品用の引き出しから取り出してもらい、ノイズキャンセリングにして装着。Spotifyでお気に入りの番組や音楽を聴いて乗り切りました。
 22時に消灯した後は眠るためAirPodsを外し、数日前のコンサートでの楽しい時間を脳内再生したり、退院後まず何を食べようかと思いを巡らせ、自然と口角が上がるようなことを頭に思い浮かべながら眠りにつきました。手術の影響なのか1〜2時間おきに尿意で起きてはいましたが、細切れに眠ることは出来ました。
 手術前後にあった軽い頭痛は、朝食を食べて共同洗面所で歯を磨き、ベッドサイドでラジオ体操をする等して体を動かしていたら気にならなくなりました。

 予定通り手術翌日のお昼前には退院し、昼食はアルと一緒に近所の焼肉店へ。入院中の出来事や手術結果を報告しつつ、ランチの牛リブロースステーキ定食を完食。今はまだ入浴を控えシャワーのみですが、それ以外は普段通りの生活を送っています。

牛肉が食べたくて焼肉店のランチへ。塩とタレで美味しくいただきました。

 ケイは小学校高学年の頃、盲腸の手術で数日間入院したことがありますが、成人してから入院および手術をしたのは今回が初めてです。約40年振りに入院し手術を受けて身に沁みて感じたのは、人生において健康と自由は最重要事項だということ。当たり前すぎて普段は何とも思っていないこと(寝返りをうつ、行きたい時に一人でトイレに行く等)が、実はかなり貴重で有り難いことなんだと痛感しました。健康と自由を末長く享受するため、自分自身で出来ること(スポーツジムでの筋トレとウォーキング、栄養バランスを意識した食事、睡眠時間の確保、定期的な歯科検診や健康診断等)はコツコツ気長に続けていきます。

 そして、心躍るような楽しい経験は辛い気持ちを和らげてくれる効果があるということも今回改めて実感しました。人生後半戦、自分自身の病気や怪我、家族の不幸等、辛いことや苦しいことは必ず起こるでしょう。そんな辛いことがあった時でも、自然と笑顔になるような楽しい思い出をたくさん作っておきたいと強く思いました。