【頻尿】過活動膀胱と急性膀胱炎

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 50代になり少しずつ排尿回数が増え、就寝後も尿意で目が覚めトイレに行くことも増えました。特に8月の長距離ドライブ旅行以降、排尿回数が増えたこともあり、原因をはっきりさせるため9月中旬に泌尿器科を受診。尿検査やエコー検査等の結果、予想通り過活動膀胱と診断されました。
 幸い食事制限の指示は無く、副作用の心配が少ないベオーバ錠50mgを毎朝食後1錠服用することになりました。1週間服用後、症状が悪化することも無く副作用も無かったため、さらに1ヶ月継続し様子をみることに。過活動膀胱は排尿を我慢する訓練をした方が良いとされているので出来るだけ我慢するようにし、骨盤底筋体操も時々行なっていました。

 10月になり週一勤務の仕事が再開。10月末には自己都合で2日間連続出勤し、思った以上に疲れました。すると、その日の夜から急速に頻尿症状が悪化。陰部の違和感と繰り返す尿意で短時間しか眠れず、数日後には排尿痛も出現。24時間の排尿回数は30回を超えていました。10年以上前に罹患した急性膀胱炎の時と全く同じ症状だったため、すぐに泌尿器科を受診。尿検査の結果、やはり急性膀胱炎でした。おそらく久しぶりの連続出勤で免疫力が低下したのでしょう。
 詳しい検査の結果、原因菌は最も一般的な大腸菌で、幸い耐性菌は見つかりませんでした。抗生物質服用後、排尿痛や著しい頻尿症状はみるみる改善。1週間服用した後の尿検査の結果も良好でした。

 ただ、膀胱炎が治った後も日中は10回以上、夜間も2回はトイレに行きたくなるため、過活動膀胱なのは確か。ベオーバ錠の効果を実感するにはまだしばらく時間がかかるため、作用機序の異なるソリフェナシンコハク酸塩OD錠2.5mgを追加し1ヶ月続けてみることになりました。
 この2種類を毎朝食後1錠ずつ服用するようになってから確実に排尿回数が減少!1回の尿量は増加し確実に良くなっています。心配していた副作用(口渇や便秘)も今のところ気になりません。今後、症状が改善し服薬しなくてもいい状態になるのが理想です。

 過活動膀胱による頻尿症状は命に関わる重篤な症状ではありませんが、なにかと行動が制限され、不眠の原因にもなる厄介な症状です。出来るだけ自前の膀胱と骨盤底筋に頑張ってもらいたいですが、どうしようもない時は薬や尿漏れ専用吸水ナプキン等を利用し上手く付き合っていくしかありません。