こんにちは、ケイです。
5月に読んだのは10冊。図書館で予約した本を立て続けに借りることができ、予約無しで借りた本もあったため多くなりました。
①タイトル:後悔病棟
② 著者:垣谷美雨
③出版社:小学館文庫
④出版年:2017年4月
先月読んだ小説『老後の資金がありません』が読みやすく面白かったので、同じ著者の別の作品を読んでみた。
2014年に出版された『if サヨナラが言えない理由』を改題、加筆改稿し文庫化されたもの。
患者の気持ちが分からないと評されている女性医師が主人公。
①希望病棟
②垣谷美雨
③小学館文庫
④2020年11月
『後悔病棟』の続編小説。主人公は前作とは別の女性医師。
①懲役病棟
②垣谷美雨
③小学館
④2023年6月
『後悔病棟』『希望病棟』に続くシリーズ3作目。
主人公は女子刑務所に派遣された女性医師。
3作全て主人公は異なるが、不思議な聴診器がきっかけとなり物語が展開していく。
ファンタジー要素がありながら現実味にあふれ、様々な生き様が描かれている。どの登場人物も個性的で人間味があり、理解できるところと出来ないところがあって面白い。上手くいき過ぎでは?と思う展開もあるが、気持ち良く読める。
①行きつ戻りつ死ぬまで思案中
②垣谷美雨
③双葉社
④2023年4月
小説家である著者の初エッセイ集。先月2冊目のエッセイ集を先に読んで面白かったので1冊目も読んでみた。
著者はケイより15歳年上であるが共感することが多く、今後歳を重ねる上で参考になった。
①お悩み相談 そんなこともアラーナ
②ヨシタケシンスケ
③白泉社
④2025年10月
絵本作家、イラストレーターである著者が様々な悩みに〝元気のない人の考え方〟で答えていく。
どんな人にも元気のある時とない時があり、悩みやモヤモヤで辛くなるのはだいたい元気のない時である。そんな時の対処法や心の持ちようが書かれていて、「それでいいよねぇ」と心が軽くなる。
①静かな退職という働き方
②海老原嗣生
③PHP新書
④2025年3月
〝静かな退職〟と言う表現は経営者(雇う側)にとってはマイナスな印象かもしれないが、労働力不足が深刻な昨今、退職せずに働き続けているだけ有難いのではないか。仕事を頑張り忙しい毎日を送っても一向に状況が楽にならない人に頑張れとは言えない。〝静かな退職〟に限らず、様々な働き方が認められる社会になって欲しい。
①マンガ認知症
②ニコ・ニコルソン/佐藤眞一
③筑摩書房
④2020年6月
認知症患者の在宅介護についてマンガで描かれているだけでなく、認知症患者の心理と行動について専門家の解説や助言も書かれている。
身内に軽度認知障害が現れ始めていて、今のうちから認知症患者の介護について知っておく必要があるため参考になった。
①結局、年金は何歳でもらうのが一番トクなのか
②増田豊
③青春出版社
④2022年7月
社会保険労務士である著書が、2022年4月から施行された年金大改正について、条件を絞り込んで分かりやすく解説。
基本的には出来る限り働いて、年金受給は70歳まで繰り下げを検討するのが妥当なようである。
〝平均余命(今の年齢から平均であと何年生きるか)〟や〝プラス12年の法則〟は参考になった。
年金受給に関しては今後も改正が行われる可能性が高いため、資産状況や健康状態を踏まえ60歳を迎える時に判断する。
①月収
②原田ひ香
③中央公論新社
④2025年2月
月収も年齢も異なる6人の女性の物語。時折、登場人物が交差する。
お金の稼ぎ方や使い方は生き様に直結しており、人それぞれで興味深い。お金があっても幸せとは限らない。どんな些細なことでも自分のしたいことが自分のペースで出来ることが一番幸せ。
①お金持ちはなぜ不幸になるのか
②阿部恭子
③幻冬舎
④2025年11月
著者は犯罪加害者家族を対象とした支援を行うNPO法人理事長。著者が見てきた“お金が不幸にした家族の物語”を、当事者やその家族の告白形式で書かれている。「事実は小説より奇なり」とはよく言ったもので、かなりハードな家族ばかり。小説『月収』を読んだ直後に読んだので、余計にそう感じた。
当事者やその家族の歪んだ価値観に共感は出来ないが、以下のような著書の考えには共感できる。
・男女の別に関わらず〝働かない生き方〟を肯定的に受け止める視点が必要
・幸せになる一番の近道は、自立すること
・日本人の幸福感が「世間体」を基準にしている
・世間の同調圧力は、個人の幸福を否定
・不幸のもとはお金に対する過信
