どの米国高配当株ETFを購入するのか考える

アル
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 こんにちはアルです。前回、旧宅を売却した資金の運用方法を検討し、米国高配当株ETFと日本の高配当株を半々くらいの割合で購入することにしました。今回は、どの米国高配当株ETFを購入するのか考えたいと思います。

旧宅を売却した資金の運用方法を考えるはこちら

高配当株ETFの種類

 米国高配当株ETFといえば次の3つのETFが有名です。11月29日時点の分配金利回りが高い順に見ていきます。それと、高配当株ETFではありませんが、増配を続けている銘柄に投資するETFもみていきます。(今は高配当でなくても将来高配当になることを期待しています。)いずれも世界の運用会社ランキングトップ3が運用する良質なETFです。

SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)

 運用会社はステートストリート社で、分配金利回りは4.91%、経費率は0.07%となっています。

 S&P500高配当指数に連動する投資成果を目指していて、S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄に投資を行なっています。

iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)

 運用会社はブラックロック社で、分配金利回りは3.42%、経費率は0.08%となっています。

 モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指しており、財務健全性が高く持続的に平均以上の配当を支払うことのできる75銘柄に投資を行なっています。

バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)

 運用会社はバンガード社で、分配金利回りは2.69%、経費率は0.06%となっています。

 FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動する投資成果を目指しており、高い配当利回りの約400銘柄に投資を行なっています。

バンガード 米国増配株式ETF(VIG) 

 運用会社はバンガード社で、分配金利回りは1.52%、経費率は0.06%となっています。

 10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株に投資を行なっています。

チャートを確認

 4つのETFの5年間の株価のチャートです。分配金利回りが比較的高いSPYDとHDVはコロナ前の水準を少し上回った程度ですが、分配金利回りが比較的低いVYMとVIGはコロナ前を大きく上回っています。株価が上がると利回りは下がるので当然といえば当然でしょうか。

どのETFを購入するのか?

 今回旧宅を売却した資金で購入するのはVYMとVIGの2つにしたいと考えています。SPYDは一昨年から昨年にかけて定期購入をしており、すでに800万円程度保有していますし、HDVは今年から来年にかけて購入を進めている途中で、現在500万円程度保有しています。

 VYMとVIGはまだ購入していませんので、この2つを700万円程度購入しようかなと考えています。分配金利回りは他の2つに比べて多くはありませんが、その分値上がりが期待できるので増配もしていくことでもらえる分配金は増えていくことでしょう。

 今まで保有していた上場新興国債や上場外債、PFFは減配続きでしたので増配していくのが楽しみです。