こんにちはアルです。5月4日連邦公開市場委員会(FOMC)は金利引き上げを決定しました。利上げ幅は予想通り0.5%で、政策金利は1%となりました。通常利上げ幅は0.25%が多いので通常の2倍の利上げ幅となります。
株価の動き
今回の利上げを受けて米国株は大きく上昇しましたが、次の日には大きく下落と不安定な動きとなりました。日本株は5日は祝日で休場、6日は小幅に上昇しました。大きく利上げしましたが、予想通りの利上げ幅だったので大幅安は免れたようです。
為替の動き
為替は大きな動きはなく130円台を維持していますが、米国の金利が上昇し、日本はゼロ金利が維持されているので、しばらくは円安ドル高が進んでいくことが予想されます。
円安がすすむと外貨建ての資産は値上がりします。資産額が増えるのはいいのですが、追加投資をするには不利になってしまいます。
これからの動き
2022年のFOMCはあと5回開催される予定です。残り5回のFOMCでも0.25%〜0.5%の利上げが、インフレの進行しだいでは0.75%の利上げも予想されています。
6月からはいよいよ今まで買い上げていた国債等を売却するQT(バランスシートの縮小)が開始されます。利上げもQTも株価には下落要因となりますから、2022年の株価は上値が重い展開になることが予想されます。
投資予定
株価が上がるのか下がるのか、為替が円安になるのか円高になるのかを予想するのは困難です。なので、相場は読まずに予定通り2022年の運用計画に基づき淡々と定期積立をしていきます。これに加え大きく株価が下落する局面では日本の高配当株や米国の高配当株ETFをスポット購入していきたいと思います。
2022年の運用計画はこちら