こんにちはアルです。今回は以前書いた理想のアセットアロケーションに近づけるために、理想と現状の比較と今年の運用計画について書いていきます。
2020年12月末の資産状況はこちら
理想と現状の比較
- 理想のアセットアロケーション
- 株式 50%(日本10% 先進国30% 新興国10%)
- REIT 20%(日本10% 先進国10%)
- 債権 20%(先進国10% 新興国10%)
- 現金 5% 日本円と外貨(ドル、香港ドルなど)
- 金・ビットコイン 5%
- 現状のアセットアロケーション
- 株式 28.3%(日本7.4% 先進国19.9% 新興国1%)
- REIT 25.3%(日本13.4% 先進国11.9%)
- 債権 36.2%(日本1.4% 先進国9.1% 新興国25.7%)
- 現金 3.9% 日本円と外貨(ドル、香港ドルなど)
- 金・ビットコイン 6.2%
このように比較すると理想と比べて現状は債権、REITが多く、株式が少ないことがわかります。なぜこのようになっているかと言うと、値上がり益(キャピタルゲイン)よりも配当金(インカムゲイン)を重視していたためです。
アラフィフ夫婦は資産を取り崩してFIRE生活するのではなく、配当金でFIRE生活にかかる費用を賄う計画です。資産を取り崩して減っていくのは、性格的に耐えられないと予想しているためです。特にケイはすごく心配性なのです。そのため決まって入ってくる配当金を重視していて、債権やREITの比率が高くなっています。
特に多いのは新興国の債権です。25.7%と4分の1以上になっており、理想とする10%の2.5倍にもなります。なので、新興国債権を売って、先進国と新興国の株式を買っていくことになります。
今年の運用計画
なぜ新興国債権の割合を減らして、先進国と新興国の株式の割合を増やしているかというと、新興国債権は配当金は確かに高くて魅力的ですが、価格自体が値下がりしており、配当金を考慮してもトントンかマイナスなんですよね。それよりも、配当金と値上がり益両方狙える米国高配当株ETFや、それほど高配当というわけではないですが将来成長が期待できる新興国株式ETFがいいのではないかと考えたためです。あと、新興国債権の割合が高すぎるということもあります。一時、3分の1を超えていた時期もありました。
昨年も同じような考えで米国高配当株ETFのPFFとSPYDを購入しました。今年は新興国債権ETFの上場新興国債を一部売却し、アメリカ高配当株ETFのHDV、新興国株式ETFのVWO、中国株ETFのTracker Fund香港を購入していく予定です。数年かけて理想のアセットアロケーションに近づけていこうと思っています。
以上、今年の運用計画でした。