【モルディブ旅行】シュノーケリング三昧

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 現在アラフィフ夫婦はモルディブに滞在中ですが、ケイにとって今回のモルディブ旅行の一番の目的はシュノーケリングです。ケイはシュノーケリングで海中の生き物を探して観察したり、一緒に泳ぐのが好きで、いつまでも見ていられます。今までも様々なところで泳いできました。フィリピンのセブ島でジンベイザメ、ハワイ島ではマンタ、パラオでは様々な珊瑚や熱帯魚を観察しクラゲとも泳ぎました。イルカとは高知県の室戸ドルフィンセンターで一緒に泳ぎました。
 スキューバダイビングも若い頃に何度か体験したことはあるのですが、準備に時間がかかり道具を揃えるのも大変です。ほとんどの場合ダイビングツアーに参加し、丸一日がかりになります。しかしシュノーケリングであれば、道具は口にくわえるシュノーケル、マスク(水中メガネ)、フィン(足ヒレ)、マリンシューズがあればOK。アラフィフ夫婦は全て自分用のものを日本から持参しました。日焼け対策としてラッシュガードとトレンカも着用します。(でも、今回このリゾートでは着用している人を見た記憶がありません。欧米の方々は皆さん水着でシュノーケリングをしています。)ダイビングのように資格も必要無いので手軽に楽しめます。

 とは言っても、自然の怖さに変わりはありません。基本的に2人1組で泳ぎ、潮の流れが分からないところには行きません。潮の流れを甘くみているとどんどん流されます。流されて良い方向であれば問題無いのですが、陸から少しずつでも離れていく場合、フィンをつけていてもその流れに逆らって泳ぐのはかなりの体力が必要です。その為、流れがある場合には無理をせず早めに切り上げて戻ります。

 今回宿泊したリゾートホテルはカジュアルなホテルで、ゴージャスさは無く、プールもありません。その代わり、ハウスリーフ(島の周囲をぐるっと取り囲む珊瑚礁)とドロップオフ(水深が急に深くなる斜面)がすぐ近くにあり、どちらもビーチから泳いで行くことが出来ます。ケイは船酔いしやすいので、このホテルのように船に乗らずに様々な生き物に出会えるビーチは最高に贅沢です。
 リゾートに到着した日は夜だったので泳いでいませんが、2日目は1回、3日目には3回、4日目は1回、シュノーケリングをしました。ちなみに1回のシュノーケリングの時間は長くても大体20分以内です。これがケイの体力にあっているので、それ以上続けて泳がないようにしています。
 1回目はシュノーケリングの感覚を取り戻すための慣らしで、部屋から近い桟橋周辺からドロップオフ手前まで泳ぎました。白と黒の縞模様の魚の群れ、色鮮やかなハギ、サヨリのような細長い魚など様々な種類を見ることが出来ました。

 2回目と5回目は部屋と反対側の桟橋から海に入り、珊瑚が多く見られるところまで泳ぎ、すぐ横のドロップオフを観察しました。ここは流れがほとんど無く、漂っているだけでたくさんの熱帯魚や珊瑚、シャコ貝などを見ることが出来ました。2回目の途中、アルが小型のエイが泳いでいるのを発見し教えてくれました。

 3回目、4回目は1回目と同じ桟橋周辺です。ここはドロップオフまで近いのですが、少し流れがあり体力を使います。4回目の時には小さいサメを発見しました。臆病なのか、近づこうとするとすぐに見失ってしまいました。

 アルはケイほどシュノーケリングが好きでは無いため、もう飽きてしまったようです。そのため1人でシュノーケリングしても安全そうな監視員のいる桟橋近くや他の観光客がいる砂浜から近いところを泳ぐようにしています。
 あと叶えたいことと言えば、海亀と一緒に泳ぐことです。その為、島にあるダイビングセンターが主催するシュノーケリングツアーに申し込みました。ただし、最少催行人数に達しないと中止になってしまいます。

 
 これだけ人が入って行きやすいということは壊されやすいとも言えます。珊瑚の上に立ったり歩いたりすれば当然破壊されて死んでしまいます。残念ながらこのリゾートホテルの場合もビーチに近い珊瑚は死んでしまっているところもあります。ただ、最近はこういったこともTVやネットなどで広く知られており、このホテルも掲示や看板で注意を促しています。桟橋には監視員がいて、注意が必要な場合には笛を鳴らしています。
 また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光客が減ったことにより、世界的に珊瑚など海の環境が改善したという報道も目にします。もしそうなのであれば、せっかく良くなった環境を後戻りさせたくはありません。

 ケイは歳を重ねるにつれ、自然から癒しや幸せを感じることが多くなりました。シュノーケリングをしていてもそう感じます。少しでもその環境が失われないよう出来ることを無理のない範囲で取り組めたらと思っています。