裕福さを測るモノサシ

FIRE生活
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 こんにちは、ケイです。
 今回は両学長のリベ大YouTubeで紹介されていた〝裕福さを測るモノサシ〟でアラフィフ夫婦の生活を判断してみたいと思います。ちなみにデジタル大辞泉には〝裕福とは財産や収入が豊かで生活に余裕があること〟と記載されています。

資産額で測る


 ここでは野村総研の純金融資産保有額をモノサシにしていました。
 純金融資産とは預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いたものを指します。土地や建物などの不動産は含みません。
このモノサシで測るとアラフィフ夫婦世帯は準富裕層という枠に入ります。
 しかし、普段から倹約生活を送っているのであまりその自覚はありません。

年収で測る


 ここでは厚生労働省の国民生活基礎調査2019のデータと外務省HPの一人当たりの国民総所得(GNI)をモノサシとします。
 どちらで測っても、アラフィフ夫婦世帯の数値はその平均値を超えています。
 ただしこれは現時点でのものであり、この状況がずっと続く訳ではありません。業績が悪ければ減額されますし、リタイアすれば年収はゼロになります。

時間で測る


 ここでは、働かずに何年分の生活費をまかなえるかをモノサシとします。計算式で表すと、保有資産額÷年間生活費となります。
 アラフィフ夫婦世帯の場合、実際よりも保有資産額少なめ、年間生活費多めにざっくり計算しても20年分になります。
 もう1つの考え方が、その月の何日目で家計が黒字になるか?つまり、ひと月の生活に必要な金額に何日で到達するか?で判断します。
 月収(年収÷12ヶ月)を30日で割り、1日あたりの収入を算出します。これに従って計算するとアラフィフ夫婦世帯の場合、8日目で達成可能となります。
 計算上はこうなりますが、実際は時間的ゆとりがあまりなく、土日の休日もアッという間に終わってしまいますし、休日出勤することもあります。

自分に合ったモノサシ


 動画の最後で両学長は「自分に合ったモノサシで裕福さを感じよう」と述べています。アラフィフ夫婦の場合、裕福さを実感するためには資産額や年収などのお金よりも時間が必要と感じました。

 普通は時間とお金はトレードオフの関係になります。働いていれば収入を得ることができてお金はあるけど時間がない、働かなければ時間はあるけどお金がない、そのどちらかになります。

 そのため、生活費を上回る不労所得(配当金や分配金)を得てFIREするのが働かずに生活もできて時間もある理想の形です。

 アラフィフ夫婦は、仕事をすぐに辞めても収入が途切れたとしても、20年分の生活費があるわけです。配当金や分配金などの不労所得もあり、65歳からは年金も出ますのでお金はもう十分足りることがわかります。これってかなり裕福だなと感じました。