株主優待は2度楽しい

アル
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 こんにちはアルです。

 アラフィフ夫婦はゆとりあるFIRE生活を目指し、株式投資を行なっています。値上がり益(キャピタルゲイン)を目指しているのではなく、主に配当金(インカムゲイン)を得る目的で投資をしています。生活費を配当金が上回ることを目標にしていて、最低限の生活費はすでに賄えている状況です。

 会社の中には株主優待を設けているところも少なくありません。今回は株主優待についてアラフィフ夫婦の考えを書いてみます。

 アラフィフ夫婦が最初に購入した株はマクドナルドの株でした。なぜこの株を購入したのかというと、株主優待があったのが大きな理由でした。マックの株は売却してしまいましたが、現在でも15社くらい株主優待が出る株を保有しています。

 株主優待を目的とした投資は賛否両論です。アラフィフ夫婦はとても好きなんですが、株主還元の意味では配当や自己株買いなどの方がいいという否定的な意見も多いです。理論的に言えばその通りだと私も思います。なのに何故、株主優待の株を好んで保有しているのかというと、単純に楽しいから、お得な気持ちになるからです。

 例えば、𠮷野家を運営する𠮷野家ホールディングスは年に2回、300円分の株主優待券が10枚3,000円分もらうことかできます。夫婦2人で6,000円分が年2回、12,000円分もらえるわけですが、配当金としてもらうよりもお得感が高いように感じます。

 実際、配当金でもらう場合は税金が約20%かかり、受け取る金額は少なくなります。それはそれで、配当金をもらった時は嬉しいですがそれで終わりです。株主優待の場合は、もらった時に嬉しくて、使った時にお得な気持ちなり、2度楽しむことができます。完全に気持ちの問題ですね(笑)。

 しかしこの気持ちが大事です。何故かというと、株式投資はとにかく長く続けることがとても重要だからです。長く続ければ元本割れのリスクは低減しますし、配当金や株主優待を長くもらい続けることで元本を回収することができます。株主優待がある銘柄は配当金だけではなく、株主優待も楽しめるので長く保有しやすくなります。

 ただし、注意点もあります。それは株主優待の改悪です。これには何度も残念な気持ちにさせられました。最近ではすかいらーくの株主優待が改悪されました。コロナ禍で仕方ないとはいえ、改悪されるのは非常に残念です。

 数年前までは株主優待の銘柄をよく買っていましたが、最近は配当金をしっかり出してくれる株やETFを買うようになりました。欲しい銘柄が割高なこともあり、しばらくは株主優待銘柄を購入する予定はありません。