イオンの株を買い増すべきか

アル
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 こんにちはアルです。イオンの株価が下落しています。先日、イオンの第2四半期決算が発表され、それをきっかけに下落しました。2020年と比べると赤字から黒字に転換したので悪い内容ではないと思いましたが、予想よりも悪かったようです。

第2四半期決算の記事はこちら

 下落を受けて買い増しを行うか配当金、株主優待の面から検討しました。

配当金の状況

 2022年2月期の配当金は中間18円、期末18円の36円となっています。昨日(10月18日)の終値が2583.5円なので配当利回りは1.26%となり高配当というわけではありません。予想配当性向は101.5~152.2%となっており100%を超えています。減配をしない姿勢は評価できますが、この状況が続くと厳しいですね。配当金だけ見ると投資の旨味はなさそうです。

株主優待の状況

 イオンの株主優待は他にはない特徴があります。100株以上の株主に対して優待カード(オーナーズカード)が発行されます。優待カードには様々な特典がありますが、最も大きいのは半期ごとに買い物金額に応じて返金があることです。保有株数に応じた割合で返金が行われ、100株以上で3%、500株以上で4%、1000株以上で5%、3000株以上ではなんと7%返金があります。ただし買い物金額の上限は半期で100万円までとなっています。半期毎に送られてくる返金引換証をイオンのサービスカウンターに持って行くと現金で返ってきます。

 他にもイオンシネマでの映画が1000円で見られたり(ポップコーンまたはドリンク引換券付き)、1000株以上で3年以上の株主にはギフトカードが贈られたりと多くの特典があります。

買い増しを行うか

 アラフィフ夫婦は現在100株保有しています。買い増すことで株主優待の更なる恩恵を求めるならあと400株買い増すことになります。500株保有で返金割合が3%から4%に1%UPします。1%UPだと私たちの買い物実績では増える返金額は年間1200円程度になります。400株買い増すには100万円程度の資金が必要なので0.12%の利回りとなります。配当利回りの1.26%を足しても1.37%なので旨味は少ないですね。今回の買いましはやめておきます。

 今回アラフィフ夫婦は買い増すことはしませんが、まだイオンの株を持っておらず近くにイオンのお店があり普段から買い物をしているのであれば、間違いなくおすすめの銘柄です。下落したタイミングで購入するのもいいかもしれないです。

 さらに下落する可能性はあるので、投資の判断は自分の判断でお願いします。