大きなお世話

FIRE
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 こんにちは、ケイです。
 アラフィフ夫婦はFIREの認知度が低かった数年前から、両学長のリベ大YouTube動画を観ています。車通勤の車内や散歩しながら聴くことが多いのですが、昨夜は夕食を食べ終わった後、その日アップされた動画をアルと一緒に観ました。
 FIRE批判に対する両学長の意見がまとめられたものでしたが、共感することが多く、アルが普段から同じようなことを言っているので笑ってしまいました。
 始まってすぐにFIREに対する5つの批判が紹介されたのですが、それを聴いたアルは「大きなお世話」と一言。その後、5つめの最後の批判に対する両学長のコメントが「ほっといてくれ」でした。アルの「大きなお世話」と同じ感覚ですよね。

 FIREに限らず何か人と違うことを目指すということは、自分自身の確固とした決意が必要です。もしそれがないと、せっかく始めても失敗した時に誰かのせいにしてしまい、そこからの成長が見込めません。逆に、自分自身の強い意志で決断し行動したことであればどんな結果になっても次に活かすことが出来ます。

 では、アラフィフ夫婦が強い意志を持ってFIREを目指し始めたかというとそうではありません。結婚して数年後に子供のいない人生になると分かった時、身内に迷惑をかけないよう老後の資金を貯めようと決めたところから始まっています。
 住宅ローンを完済し、貯蓄が増えて資産運用していくうちに「これこのまま続けていったら贅沢しなければ働かなくても生活していけるんじゃない?」ということに気がつきました。そこからFIREを意識するようになりました。つまり、最初のきっかけは老後資金のための貯蓄でした。
 何が言いたいかというと、いきなりRE(早期退職)を目指すのではなく、まずはFI(経済的自立)を目指そうと言うことです。FIを達成する過程で、自分の人生に何が必要で何が不要か考えることが増え、両学長の言う「使う力」や「貯める力」が身につきます。この力がつけば、働きたければ働けばいい、働きたくなければ働かなくてもいいという選択ができるようになります。これがまさにFIの状態なのではないでしょうか?

 現在アルは再来年の退職に向け、さまざまな立場の人に退職の意向を伝えているところです。同じ職場ということもあり、ケイはアルの退職が周りにどんな風に受け取られているのか気になるところですが、アルは全く気にならないようで、「なんでそんなこと気にするの?気にする必要なんてないでしょ?」と言っています。まさに、大きなお世話なんでしょうね。