こんにちはアルです。アラフィフ夫婦は給与所得者ですが、毎年確定申告をしています。毎年しているのはふるさと納税の寄附金控除と医療費控除、外国税額控除です。今年はそれらに加えて旧宅を売却したので譲渡所得の申告を行いました。
譲渡所得税について調べた記事はこちら
今まではネットで申告を行っていましたが、私たちが住んでいる自治体では譲渡所得の申告は申告会場に行かなければいけないようでした。今はコロナ禍のため事前の予約が必要だったので、LINEで予約し申告会場に行って来ました。申告会場に行くのは旧宅を購入した時に住宅ローン減税の申告をして以来、19年振りになります。
事前に譲渡所得について調べましたが、概要はわかるものの実際に申告書を作るのはかなり難しそうでした。わからなければ係の人に聞けばいいかと、必要なものだけ確認し持っていくことにしました。持っていったのは旧宅を購入した時の不動産売買契約書と売った時の不動産売買契約書、仲介手数料や測量にかかった費用は譲渡費用として差し引けるのでその領収書、旧宅の土地と建物は共有名義だったので持分がわかる登記書類を持っていきました。その他にも源泉徴収票、ふるさと納税の領収書、特定口座年間取引報告書、医療費控除の明細書も持参しました。
予約時間の30分前に会場に到着。早く着きましたが当然中には入れず外で待機して予約10分前に入場できました。係の人に申告内容を確認され譲渡所得の申告などの内容を伝えると対応する部屋に案内されました。案内された部屋で待つこと30分、ようやく担当の人が来てくれました。
まずは、居住用財産を売却した場合の3,000万円控除の特例を受けるために必要な、譲渡所得の内訳書を作成します。相談しながら自分で作成するのかと思いきや、担当の人が代わりに記入してくれました。この内訳書の記入が最も難しそうだったので助かりました。予想通り3,000万円控除の特例を受けられて、アルとケイ共に税金はかかリませんでした。
次にパソコンでの入力コーナーに案内されました。先ほどの内訳書をパソコンに入力し申告書を作成していきます。さあ、ここからは自分で入力するのかと思いきや、またしても係の人が代わりに入力を始めました。結局、聞かれたことに答えたり、入力後の確認をするだけで入力作業は全て係の人がやってくれました。
譲渡所得の申告の他に、寄附金控除、外国税額控除、ケイはこれらに加え医療費控除もあります。入力する項目が多く、しかも2人分なので時間がかかりました。係の人はおそらく期間限定の派遣の人だと思われます。外国税額控除の入力に苦労していました。おそらく申告する人が少ないのでしょう、何度も上席の人(税務署の職員さん?)に確認していました。申告が終わり申告会場を出て時間をみると3時間経過していました。
19年前に住宅ローン減税の申告をした時も半日くらいかかった記憶があります。やはり会場で申告すると時間がかかりますね。でも、面倒な入力は全て係の人がやってくれるので楽ちんでした。
譲渡所得の申告はとても複雑で不安でしたが、問題なく申告することができました。これで不動産売買に関する税金の申告は無事終了です。