【守る力】うまい話には必ず裏がある

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 アラフィフ夫婦は普段車で移動する時間が長いのですが、その時ラジオ代わりにYouTubeを聴いています。その一つが〝リベラルアーツ大学〟です。先日、そのリベ大YouTubeの中で、アラフィフ夫婦が以前から気になっていた不動産に関わる投資についての動画が配信されていました。

 ケイはその投資手法を知った時から、これは将来的に問題になる可能性が高いとすぐ思いました。アルも「リスクに比べたら7%程度じゃ割に合わない。」と一言。
 その理由は安愚楽牧場事件を知っているからです。アラフィフ夫婦が投資を初めて間もない頃、有名な大手マネー雑誌に頻繁に広告が掲載されていました。(その当時は今ほどネット環境や投資環境が整っておらず、投資情報も投資先も限られていました。)安愚楽牧場は和牛の飼育・販売による安定した運用と高い利率をうたい、お金を集めていました。アラフィフ夫婦も高い利率と「今預けると和牛をプレゼント!」という甘い言葉に惹かれ、本気でお金を預けようかと2人で相談しましたが、結局預けませんでした。ケイの実家は農業をしており第一次産業の厳しさを知っています。和牛の飼育や販売だけで高い利率を維持するには無理があり、もし逆に可能なのであれば他人から集めず自分で借金してでもするはずです。なのになぜあえて他人から集めるのでしょうか?それはそのリスクを他人に負わせたいからでは?その約10年後、東日本大震災をきっかけに経営破綻しました。
こちらにもそのことについて書きました。
「守る力」の1番の敵は?

 おいしいところだけ受け取って、経営が危なくなったら解約すれば良いと思う方もいると思いますが、経営が危ない時期にそう簡単に解約に応じてもらえるでしょうか?のらりくらり対応されたり、連絡がつかなくなる可能性はありませんか?そうなると、最終的には裁判をするか、諦めるしかありません。

 リベ大の両学長も言っていましたが、アラフィフ夫婦も親兄弟や親しい友人がこの投資をすると言ったら全力で止めます。ただ、それでもやるというのであれば預けたお金がゼロになる覚悟をしておくよう伝えます。
 「お金を預ける」と言うと預金をイメージしがちですが、元本保証をされていない限り、それは減る可能性、最悪ゼロになる可能性がある投資です。もし元本保証をうたっていたら、それは出資法違反となり、不適切な投資商品です。投資だったらまだましで、実態をともなわない詐欺の可能性もあります。
 どちらにしても、自分自身で決めたことは、自分自身で責任を持つことになります。あとで後悔しないためには、様々な観点から正確な情報を集め、自分自身の判断基準に照らし合わせて行動するしかありません。

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お金のことを勉強したい方におすすめの本です。


私たち夫婦に非常に考え方が近いのでおすすめです。