こんにちは、ケイです。
3月末から4月初め、アラフィフ夫婦が初めてのモルディブ旅行で滞在したリゾート〝エンブドゥ ビレッジ〟について記録しておこうと思います。
今回〝エンブドゥ ビレッジ〟を選んだのには3つの理由があります。
1.宿泊日数が長く3食付き(フルボード)なのに料金が安かった。
〝エンブドゥ ビレッジ〟は昔からある素朴な雰囲気のカジュアルなリゾート島で、レストランは1ヶ所のみ、バーも1ヶ所。食事をする席は決まっていて、毎日同じレストランでの食事になります。その分、他の新しい施設や複数のレストランがある豪華なリゾート島に比べると価格が安いのです。
食事は3食とも同じレストランでしたが、ビュッフェ形式で種類が多く、毎回必ず違うメニューがあり、飽きない工夫がされていて楽しめました。たまに口に合わない料理もありましたが、ほとんどのものは美味しくいただきました。
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旅行代金に含まれていないアルコールなどの飲み物代ですが、生ビールはサービス料と消費税込みで6ドル(1ドル134円換算だと約800円)と、日本のリゾートホテルやテーマパーク内のレストランと同等程度でした。
旅行出発前、旅行代理店担当者にオールインクルーシブ(アルコール等の飲み物代やバーでの飲食代も全て込み)にした場合の追加料金も確認したのですが、忘れてしまいました。確か2人分で5万円くらいだったかな?結果として、アラフィフ夫婦の場合はそこまでたくさんお酒を飲むことはなかったので、オールインクルーシブにしなくて正解でした。
2.マーレの空港からの移動時間が短時間だった。
マーレの国際空港に到着したのがPM8時過ぎでした。こじんまりとした空港を出ると目の前が港です。
そこからスピードボートに乗船し、15〜20分で〝エンブドゥ ビレッジ〟に到着。ケイは乗り物酔いしやすいので、この移動時間が短いのも大きなメリットでした。
フロントでのチェックイン手続きに多少時間がかかりましたが、PM9時過ぎには水上コテージの部屋に入り休むことが出来ました。
3.シュノーケリングが手軽に短時間で楽しめる。
ケイがモルディブで一番やりたかったのはシュノーケリングです。それもビーチエントリーで手軽に楽しめるのが理想でした。〝エンブドゥ ビレッジ〟はこの条件にピッタリでした。ハウスリーフやドロップオフがビーチから近く、島のいくつかのポイントから直接入って行くことが可能です。
魚の種類も豊富ですし、小型のサメやエイなども見ることが出来ました。
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敷地内にダイビングセンターもあるので、船で行くシュノーケリングツアーやダイビングツアーにも参加出来ます。
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他にも、実際宿泊してみて予想以上に良かったところもありました。
1.自然の中に溶け込んだ気取らない素朴な雰囲気に癒された。
〝エンブドゥ ビレッジ〟は海岸線沿いを歩いて一周しても約20分程度の小さな島で、アスファルトやコンクリートの道はありません。全て土や白砂です。レストランやバーの床はタイル張りでしたが、フロントの床も細かい白砂でした。
そのためレストランへ食事に行く時や島内を散歩する時、裸足の人を多く見かけました。アラフィフ夫婦も屋外、室内共に裸足で過ごすことが多かったです。
狭い島なので車も自転車も走っていません。大きなスーツケースを運ぶのは人力で、一輪車もしくは金属製のリアカーのような台車を使っていました。建物も平屋か2階建で高い建物は記憶にありません。リゾートホテルというよりは、田舎の島の小さい村に遊びに来たような雰囲気で、のんびり過ごすことが出来ました。
毎朝、部屋のテラスから朝陽を眺め、毎夕、日の入り時刻に合わせて散歩に出かけ夕陽を眺めていました。
レストランのウェイターやオープンキッチンのシェフなどスタッフの方達もフレンドリーで気持ち良く過ごせました。
2.有名なビーチリゾートなのに滞在中一度も日本人を見なかった。
6泊しましたが、その間一度も日本人、韓国人、中国人を見ませんでした。今まで様々なビーチリゾートに滞在しましたが、こんな事は初めてです。日本人がいないとそれだけで非日常的で旅行気分が盛り上がります。
マーレの空港までは同じ飛行機に乗ってきた日本人グループがある程度いたのですが、皆さん別のリゾートだったようです。それだけモルディブにはたくさんのリゾート島がありますからね。
3.水上コテージのジャグジー風呂でリラックス。
〝エンブドゥ ビレッジ〟にはプールがありません。もちろんプールサイドのジャグジーもありません。しかし、アラフィフ夫婦が宿泊した水上コテージのお風呂にはジャグジー機能がついていました。かなり古い浴槽だったので不安でしたが、ちゃんと作動しました。
しかも浴槽部分の天井はガラス張りになっていたので、湯船につかり首を浴槽のふちにあずけて上を向くと青空を眺めることが出来ました。ケイはシュノーケリングから帰ってすぐ水着のまま、このジャグジー風呂に入るのがお気に入りでした。(ただ、浴槽にお湯を貯めるのに時間がかかる為、シュノーケリングに行く前にお湯を入れておくようにしました。)
4.卓球やビリヤード、バドミントン、スパなどシュノーケリング以外も楽しめた。
シュノーケリング以外にも、散歩の途中に卓球(室内のオープンスペース)やビリヤード(冷房の効く室内)も楽しみました。
木陰の下のコートで久しぶりにアルとバドミントンをしました。アルは紐履をはいていたのですが、ケイはサンダルしか持って行かなかったので裸足でしました。結果、左足の裏に大きな水ぶくれができてしまいましたが、なんとか潰れずに済みました。
これらは全て無料です。予約するわけでは無いので、空いていればすぐ使えます。
スパは人気があるのか、当日すぐには無理でしたが、予約をしておけば翌日以降に受けることが出来ました。アラフィフ夫婦は男女ペアで受けるお得なオイルマッサージコースを2度受けました。
こうやって改めて書いてみると、自分で言うのもなんですが、かなりコスパ良く満足度の高い旅行が出来たと思います。
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しかし、当然のことながら、マイナスポイントもあります。
自然の中に溶け込むリゾートということは、虫やトカゲもすぐ近くにいます。部屋も隙間だらけですから当然室内に侵入してきます。アラフィフ夫婦の部屋には、蟻が侵入し、○○ブリも出ました。殺虫剤は無かったので丸めた紙と虫除けスプレーで退治しました。これは自然豊かな環境であればどこのリゾート地でも遭遇する可能性があります。過去にパラオやバリ島などでも遭遇した経験があります。バリ島のビーチコテージではベッドサイドの壁に小型の可愛らしいトカゲ?ヤモリ?が張り付いていたこともありました。
アラフィフ夫婦の場合は2拠点生活で山間部の田舎暮らしに慣れている為、虫には多少免疫があります。しかし、どうしても虫が苦手!○○ブリなんてもってのほか!という方は自然豊かな環境にあるコテージは避け、高層階のリゾートホテルに宿泊されることをお勧めします。