こんにちは、ケイです。
以前、ジェーン・スーさんの対談集「私がオバさんになったよ」を読んで面白かったので、今度はエッセイ集「ひとまず上出来」を図書館で借りてみました。
【読書】GW後半に読んだ本はこちら
同世代だからか、やはり共感できる部分が多く、楽しく読ませていただきました。
この本の中で、ある心理テストが紹介されていたのですが、以前どこかで聞いた覚えのあるものでした。この結果がなかなか的を得ていて興味深い結果だったので紹介します。
以下、心理テストの内容は本書からの引用です。
まず、自分が家にいるところをイメージします。赤ちゃんが泣きだしました。電話と玄関のチャイムも鳴っています。加えてお風呂の水が出しっぱなしなことにも気づき、猛烈にトイレに行きたくなった。あなたはどれから片付けますか?
著者は電話、玄関チャイム、トイレ、赤ちゃん、風呂の水の順番でした。その理由は、誰かを待たせたくないから電話に出てから玄関へ。赤ちゃんは多少ほっといても死にはしないだろうし、風呂の水なんかは最後でいい、というものでした。
ケイはというとほぼ逆で、風呂の水、トイレ、赤ちゃん、玄関チャイム、電話でした。風呂の水は短時間ですぐ止められるし、後回しにして止め忘れて下の階に漏水したら大変です。次に赤ちゃんにいきたいところですが、抱っこしたりあやすのに時間がかかりますよね?その前に短時間でトイレを済ませておくことにしました。玄関チャイムや電話は大事な要件であれば待っているでしょうし、もし急ぎでなければ再度訪問または電話をかけてくるでしょう。という理由でこの順番になりました。
この順番、人生の優先順位を表しているそうです。以下、本書からの引用です。
赤ちゃんが象徴するのは「愛情」、電話は「仕事」、チャイムは「友人」、風呂の水は「お金」、トイレは「自分自身」。
つまり、著者の優先順位は仕事、友人、自分自身、愛情、お金ということになります。著者は独身、フリーランスで多方面で仕事をしており、仕事や友人の優先順位が高いのには納得できます。
ケイの優先順位ですが、お金、自分自身、愛情、友人、仕事となりますね。なるほど、当たっています。お金が無ければ嫌なことも我慢しないといけなくなります。それはしたくありません。自分自身が健全でなければ他者に優しく出来ません。愛情を感じられる相手がいれば、友人はごく限られた人だけでいいし、出来れば働かずのんびり暮らしたい。このような価値観だからFIRE(経済的自立と早期退職)という生き方がしっくりくるんでしょうね。
ちなみにアルにこの心理テストを質問したところ、ケイと全く同じ順番でした。しかも「電話には出ないよ。たいがい大した要件じゃないから。」だそうです。どれだけ仕事が嫌なんでしょうね。
結論、この心理テストで優先順位1位が風呂の水(お金)、最下位が電話(仕事)の人はFIRE向きの人だと思います。そして、パートナーと優先順位が似ている場合、価値観が近いということになりますから、良い関係が長続きするのではないでしょうか?