【北海道旅行4日目その2】のぼりべつクマ牧場へGO!

ケイ
スポンサーリンク

 こんにちは、ケイです。
 8月半ば過ぎに出かけた北海道旅行4日目の記録の続きです。
【北海道旅行4日目その1】の記録はこちら

 登別温泉のメイン通りである極楽通りを下り、クマ牧場の案内看板に従ってロープウェイ山麓駅へ向かう階段を登ります。ホテルのフロントや観光案内所からロープウェイ山麓駅までの無料送迎シャトルバスをお願いすることも可能ですが、歩いて登っても数分なので散歩も兼ねて階段を登りました。
 ロープウェイ山麓駅にある窓口で入園料金を支払うのですが、ロープウェイの往復運賃込みで大人1名税込3,000円します。少し高い気もしますが、片道約7分のロープウェイからの眺めも良く、クマ牧場の見学だけでなくヒグマ博物館や展望台への入場、クマのアスレチックなどのイベントやユーカラの里(アイヌ集落の再現や資料館)の見学も含まれているため、思った以上に興味深く楽しめました。
 事前にアソビュー経由でチケットを購入すれば数百円安かったのですが、お天気が悪ければ行かないつもりだったので、当日窓口で支払うことにしました。JAFの会員証を提示すれば最大6名まで大人料金が200円引きになるので利用するつもりでしたが、2組前で購入していたインバウンドの団体さんから200円引きになる割引券が複数枚回ってきたので、有り難く使わせていただきました。(私達もさらに後ろに並んでいた方達に回しました。)ロープウェイは相乗りではなく各グループごとにゴンドラへ乗車。気兼ねなく写真撮影や会話が出来ます。

 景色を楽しんでいるうちに山頂駅に到着。以下の順で見て回りました。

1.子グマ牧場
 入ってすぐに子グマのエリアがあるのですが、ちょうどお昼寝中で奥の日陰から全く動きませんでした。

2.クッタラ湖展望台
 屋外にあるエスカレーターでヒグマ博物館屋上にあるクッタラ湖展望台へ。お天気が良かったお陰で真っ青なクッタラ湖の湖面だけでなく、海まで見渡すことが出来ました!

晴れていますが標高が高いせいかそれほど暑く感じませんでした。

3.ヒグマ博物館
 ヒグマの生態やクマ牧場の歴史、アイヌの人達の生活などを学ぶことが出来ます。他にもクマと一緒にトリック写真が撮影できるコーナーや売店、カフェもありました。

4.ユーカラの里
 アイヌの集落が再現されていて、家の中にはアイヌの衣装や舟など様々な生活用具が展示されており興味深かったです。このエリアは人が少なく静かに見学できます。

5.リスの杜
 リスが飼育されていましたが、2匹しか見つけられませんでした。建物の中も狭いので、ちょっとだけ見てすぐに出ました。

6.アヒルの競争
 アヒルレースが行われるのですが、希望者は賭けることが出来ます。1着を当てるとオリジナルグッズがもらえます。アラフィフ夫婦は見るだけでしたが、結構賭けている方が多く盛り上がっていました。ちなみに賭け金はアヒルの餌代になるそうです。

7.第2牧場→ヒトのオリ→第1牧場
 クマ牧場の一番の見どころ。多くの観光客が集まり、皆さん自動販売機で購入した固形のエサを投げ与えていました。手前にある第2牧場にはメス、奥の第1牧場にはオスがいるのですが、エサのもらい方に明らかな差があり面白かったです。
 2本足で立ち上がり左右の前足を伸ばして盛んにアピールするのはメスに多くみられました。器用なクマは手を叩いたり振ったり、エサをキャッチしようとします。支柱の柱にもたれかかって立ち続けているクマもいました。

 それに比べ、オスはお尻をつけて座ったまま。エサを投げる人の方を見るだけで、前足をあげることもあまりしません。投げられたエサが口に入らなければ、転がっていくエサは無視。次を投げろと言わんばかりに観光客の方に視線を向けます。投げられたエサの大部分は斜面を転がり排水溝らしき溝を伝って一カ所に集まるのですが、そこに寝そべって転がってくるエサだけを食べているクマがいたのには笑ってしまいました。

どこに寝そべってエサを食べているクマがいるか分かりますか?

 オスのいる第1牧場の奥にはヒトのオリと呼ばれるガラス張りの部屋があり、トンネルを通って行くことが出来ます。そこでは専用の餌やり機を使ってガラス越しではありますが目の前のクマにエサを与えることが出来ます。

ガラスが汚れて傷ついているのでくっきりは見えませんが、かなり近いので迫力があります。

8.クマのアスレチック
 PM3:00から始まる20分程のステージを見学。階段状の観覧エリアから立って見学します。多くの観光客が集まり混み合うため、開始時刻より少し早めに並んでおくのがお勧めです。ステージといってもサーカスのような芸をさせるわけではなく、観客やスタッフがステージ上に隠した複数のエサを嗅覚を使って探し当て、前足や舌を器用に使って食べる様子を観察します。ステージと観覧エリアの間に柵や金網は無く、深い溝があるだけなのでよく見えますし、目線の高さに近いせいかクマとの距離も近く感じます。

 90分程でひと通り見学し歩き疲れたため、ホテルに戻ってチェックインし部屋で休むことにしました。