何のために働くのか?

FIRE生活
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 こんにちは、ケイです。
 皆さんはカール・マルクスの「資本論」をご存知ですか?最近、TVでこの本を取り上げた番組を見て、あらためて労働者でいるということは搾取され続けることなんだと感じました。
 FIRE生活を目指すアラフィフ夫婦ですが、働くことが嫌いなわけではありません。ただ、週40時間雇われて働くことに対してのモチベーションが低下してきたというのが正直なところです。

何のために働くのか?

 働く目的や理由は人それぞれ、年齢や環境によっても変わってきます。今回はアラフィフ夫婦が今まで何のために働いてきたのか振り返ってみたいと思います。

20代の頃

 この頃からアルとケイは同じ職場で働いていました。仕事を覚えて経験を積んで一人前になるのが一番の目的だったため、収入面ではなく仕事内容重視で選んだ職場でした。給与は月15万円前後でしたが、将来独立するための資金も貯めたかったので、倹約しコツコツ貯金。20代半ばで結婚してからはY運輸で早朝アルバイトもしていました。つまり、一人前になるため、独立資金を稼ぐために働いていた時代でした。

30代の頃

 20代後半で2人揃って同じ職場に転職した後、自宅兼仕事場にも使える一戸建をローンで購入。転職先では今までの仕事に+αの能力が必要だったため、再び一から勉強。ストレスフルな状況でしたが、繰り上げ返済を目標に頑張っていました。その甲斐あって30代前半で住宅ローンを全額返済。その後は老後資金作りが貯蓄の目的に。急いで貯める必要が無くなり、仕事にも慣れ、心や時間のゆとりが生まれた頃です。
 旅行に出かける回数も増え、結婚10年目からは年1回海外旅行に行くようになりました。ある意味浪費が増えたともいえますが、若い体力があるうちにやりたい事をやって楽しむために働いていました。

40代〜現在

 40代に入り2人とも昇進。特にアルは中間管理職となり会議が増え、定時に帰れないことも。昨年からはコロナ禍の影響もあり、今まで無かった新たな仕事が増えました。大変な状況ですが、FIRE後の暮らしをより豊かにするためと思い、働く意欲を保っています。

まとめ

 働くことで成長し、やりがいや達成感、人との繋がりも得てきました。しかし、人に雇われて働くというのは、自分の意思で働いているようで全くそうでは無い、ということも実感していて、それが一番のストレスになっています。
 ケイは働く最大の目的は生きていくためのお金を稼ぐことだと思っていて、やりがいや達成感、ひととの繋がりは仕事以外で得たいと思っています。そのためにはまだ資産を増やす必要があるので、もう少し働くつもりです。
 アルは本当に欲がなく、やりたい事にあまりお金がかからないため、現時点で働く目的を失っています。ある意味、ケイのために働いてくれているようなものなので、これからも大事にしようと思います。