こんにちはアルです。2024年から現在の一般NISA、積立NISAでの新たな投資はできなくなり、新しいNISAが始まります。
新しいNISAへの変更点
現在の一般NISAでは年間120万円で非課税投資期間は5年間なので最大600万円が非課税で投資できました。つみたてNISAでは年間40万円で非課税投資期間は20年間なので最大800万円が非課税で投資できました。この2つは併用不可でどちらかを選んで投資する必要がありました。
新しいNISAでは年間につみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円、合わせて360万円の投資ができます。非課税期間は無期限となり、非課税保有限度額は1,800万円、そのうち成長投資枠分は1,200万円までとなっています。
成長投資枠のみで投資
今までアラフィフ夫婦はFIRE生活開始が近いこともあり、配当金が出ない積立NISAではなく配当金が出る一般NISAで投資をしてきました。新しいNISAのつみたて投資枠では現在のつみたてNISAと同様に配当金が出ないので、つみたて投資枠では投資せず成長投資枠のみを使い投資をしていこうと思っています。
投資資金をどこから出すか
悩むのが成長投資枠に投資する資金をどこから捻出するかです。1人で成長投資枠240万円の枠があるので、夫婦2人で480万円分の投資枠があり、最短5年で2人分2,400万円の成長投資枠の限度額に到達します。非課税の恩恵を最大限に受けるため最速で限度額まで投資したいところです。昨年までであれば年間600万円くらい投資に回せていたので、その分を成長投資枠に振り分ければよかったですが、今年の3月末でアルは退職、妻のケイも1年遅れで退職する予定なので今までのように追加の投資資金を準備することができません。
2024年分の480万円はアルの退職金から出すとして、あと4年分の1,920万円分を捻出しなければいけません。妻ケイの退職金は使う予定があるので残りの1,920万円は新たに何らかの仕事をして稼いで捻出するか、現在特定口座で運用している資金を売却して捻出するかのどちらかになります。FIRE生活に入っても多少は働くと思いますが、年間480万円分には到底足りないので、特定口座で運用している分を売却し投資資金を捻出することになります。
そこで気になるのは税金です。特定口座で運用している個別株やETFは含み益が出ているものが多く、売却すると含み益に対して課税されてしまいます。その分金融資産額が目減りしてしまうのでなるべく避けたいですがこれは仕方がありません。一時は課税され金融資産は減少してしまいますが、新しいNISAで買い直してしまえば、その後はずっと非課税になるので長い目で見るとお得になるはずです。
実際に特定口座の資産を売却する2025年まで、どの個別株,ETFを売却し、新しいNISAで買い直すか悩み続けることになります。