我が家の家計簿

ケイ
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 こんにちは、ケイです。皆さんは家計簿をつけていますか?アラフィフ夫婦は20年以上家計簿を使って家計管理しています。貯める力をつけたい方の参考になればと思い、今回は家計簿について書いてみたいと思います。

家計簿は貯める力のトレーニング

 今振り返ってみると、ケイにとって家計簿とは貯める力の基礎を身につけるためのトレーニングでした。
 ケイの家計簿歴は25年。一人暮らし開始と共にスタートして今に至ります。途中数年間パソコンで管理していた事もありますが、10年前からはずっと同じ市販の家計簿を愛用しています。
 結婚後の家計簿は一部を除き保管してあるので、見返すとその頃を思い出して懐かしいです。まだ収入が今よりもずっと少なかった若い頃、家計簿を基にした記事で「あるじゃん」というマネー雑誌に掲載されたこともありました。
 正直、面倒だなぁと思いながら家計簿を書くこともあります。でも、家計簿をつけることで確実に資産が増え、貯める力が備わったと実感しています。

家計簿のつけ方

 ケイの家計簿を記入する大まかな手順を書き出してみました。

  1. 20日前後に翌月のカード支払日と金額を記入し、引き落とし日に口座残高が不足しないよう管理する。また、それ以外の項目も書けるところは書いておく。
  2. 買い物をした日に財布からレシートを出して家計簿に記入する。レシートがもらえなかった場合はスマホにメモしておく。その日のうちに書けない場合もあるので、必ず週末に家計簿を開きチェックする。
  3. 積立預金から支給できるお金は積立口座から生活費の支払い口座に移行する。
  4. 給料日前日に集計し、ひと月の収支を把握する。余ったお金は積立口座や運用口座など生活費とは別の口座に移動する。

 集計はひと月ごと、1年ごとに行います。1週間の集計はしません。細かく支出をチェックしようと思う方はやった方がよいですが、ケイはそこまで気にしていません。ただ、普段より高い食材を購入したり外食が増えて支出が多かった場合は、翌週もしくは翌月の買い物や外食を減らして調節します。通年平均して予算内に収まっていればOKなので、ひと月の予算を多少オーバーしても大丈夫です。

支出と収入の多様化

 最近は支出の種類が現金、カード以外にも電子マネーやポイント払いなど様々。それも分かるように金額の後ろに「カ」もしくは「ポ」と書いています。何も書いていなければ現金もしくは現金チャージするタイプの電子マネー。こうすることでカード払いの明細が届いた時に間違いや記入漏れがないか確認しやすくなります。ポイント払いした金額は実質収入と同じなので、今年から集計してみることにしました。
 収入も実際は給与所得だけでなく、副業や配当金・分配金、太陽光発電の売電料金などがあります。給与以外の収入は全て無かったものとして貯蓄に回しています。

口座を分けて管理

 生活費の口座はケイが管理していますが、それ以外の口座管理はアルの担当です。
 給与が振り込まれる口座=生活費の口座にしていて、カードの引き落としもほとんどこの口座からです。この口座は勤務先から指定されていて変更できません。支払いが全て済んで余った万単位のお金は積立口座など別の金融機関の口座へ移します。残しておくとお金がまだあると思い、支出が増えてしまう傾向があるためです。
 積立預金はそれぞれ決まった金額を毎月もしくはボーナス月に入金し、貯蓄に回すお金も運用積立として決まった金額を入金しています。旅行積立だけは金額を決めていません。他の全ての積立にお金を回した後、余ったお金が少ない月は0、多かった月は10万以上になることもあります。その方が少しでも多く残そうと頑張れるのでそうしています。昨年からコロナ禍の影響で残るお金が多いため、旅行積立以外に予備費(いつでも何にでもすぐ使えるお金)にも回しています。

家計簿を継続するコツ

 ケイが実感している継続するコツは、①毎日つけなくてもOK、②だいたい合ってればOK、③お金が増えていることを実感する、④増やす目的をはっきりさせる、です。特に③がないと楽しくないし、意味がないと思います。
 家計簿をつける一番の目的は収支を把握し、お金を増やすことです。ということは、増やしたい何らかの目的があるはずです。この「何のためにお金を増やすのか?」という目的がはっきり決まっていないと続きません。目的はより具体的な方が良いです。アラフィフ夫婦の場合、最初は独立資金でした。今はリタイア後の不労所得を増やすためです。アラフィフ夫婦は普段からよく話し合っているので、うまくいっているんだと思います。
 家計簿を長年実践してきた者として言えるのは、家計簿を書かなくても生活はできますが、貯める力をつけたいのであれば家計簿をつけることをオススメします。