こんにちは、ケイです。
何かを継続し上達するには目標をたてるのが手っ取り早いですよね。アラフィフ夫婦は乗馬を習い始めて1年8ヶ月後の2019年7月に乗馬ライセンス3級を受験しました。
目指した理由
カナディアンキャンプ乗馬クラブでの外乗で味を占めたケイは、外乗で駈歩の出来る乗馬クラブを西日本中心にネットで探しましたが、なかなかありませんでした。あったとしても、上級者のみに限られていました。そこで、「じゃあライセンス取得に挑戦してみよう!」ということになりました。ライセンス取得に挑戦すれば上達も早いだろうし、第3者から見て乗馬技能レベルの目安になり、駈歩をさせてもらいやすくなるのでは、と考えたからです。
乗馬ライセンス3級とは
正式には乗馬技能認定といって、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会が定めた全国統一の認定制度です。3級といってもいくつか種類があり、アラフィフ夫婦が取得したのはブリティッシュ3級です。障害3級もあるのですが、まずはこれに合格しないと受けられません。5級、4級もありますが、この時点でそのレベルは超えていたので、3級に挑戦することにしました。
通っていた乗馬クラブに相談し受験
ネットで色々調べてみましたが、詳しいことはよく分からなかったので、通っている乗馬クラブに相談しました。すると、審査はそのクラブで受けられる事が分かりました。トントン拍子で話が進み、受験日も決定。申し込み手続きもクラブを通じて行いました。その当時の審査料は1人税込10,800円でした。
受験勉強&練習
審査は筆記と実技があります。
筆記は「レッツエンジョイライディング」というクラブに入会するときもらった?買った?冊子から出題されます。記憶が曖昧ですが、記述問題と選択問題の両方あったと思います。出題数はさほど多くありません。覚える量も多くはありませんが、細かいところが問われたりするので、事前にしっかり読み込んで覚えておく必要があります。
実技は指定された経路を常歩、速歩、駈歩で走行します。途中、巻き乗りや半巻き、輪乗り、手前の変換、横木通過を行います。やはり筆記より実技の方が大変!まずは経路と実技内容を覚えるところからスタート。どこを通って、その時どの歩様で進むのか、どこで手前を変えるのか、まずはそれを覚えておかないと誘導出来ません。毎日、アルと一緒にイメージトレーニングとして、馬に乗ったつもりで部屋の中をグルグル移動したり、声に出して実技内容を言い合ったりして覚えました。実際に馬に乗って練習するのは週末のレッスン終了後しかなく、その時までに経路と実技内容を頭に叩き込むのに必死だった記憶があります。
実際の誘導は普段の練習が物を言うので、1回行くと必ず2鞍連続騎乗し、馬場レッスン中心で受講していました。専用馬ではないので、どの馬で受験するかは当日にならないと分からなかったと記憶しています。
受験日のどれくらい前から勉強、練習し始めたかまでは記録がなく、忘れてしまいましたが、1ヶ月程度だったと思います。
試験当日
筆記試験は緊張することなく、手応えもありました。終了直後に自己採点しましたが、数問間違えた程度でした。
実技審査はかなり緊張しましたが、普段よく騎乗している馬だったのが救いでした。何ヵ所か細かいミスはしましたが、経路や歩様を間違えるような大きなミスは無かったと思います。
試験結果
無事合格し3級を取得する事が出来ました。翌月に顔写真入りの認定カードをいただきました。なかなか大変でしたが、自分のレベルより少し高いレベルに挑戦したお陰で、明らかに駈歩発進や駈歩の継続、誘導は上達しましたし、相手にどのくらいの技能レベルなのか説明しやすくなりました。