金融所得税増税はすぐにはなさそうです

アル
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 こんにちはアルです。自民党総裁選に立候補を表明している高市早苗氏が金融所得税を30%に増税する構想を発表し、衝撃が走りました。これが実施されるとアラフィフ夫婦も影響を受け、試算すると年間16.5万円受取配当金が減少することになりそうでした。

試算した記事はこちら

 報道によると高市氏が出演したニッポン放送のラジオ番組で今後の増税について「物価安定目標2%達成までは、現実的には増税は難しい」と語ったそうです。積極的な財政出動を行い、デフレを脱却しインフレ2%を目指すわけなので、増税は逆方向に進んでしまいます。それと、増税が実施されると株価にはマイナスに働きますので反発が大きく、発言を修正せざるをえなかったんだと思います。

 ひとまずは高市氏が総裁になったとしても、すぐ増税することはなくなり安心しました。ですが、金融所得に対しての増税や、金融資産に対して新たに税金をかけることなどが今後出てくる可能性はあります。格差が広がる中いずれは増税や新たな課税は避けられないところでしょうが、私たちは支出の最適化をし、リスクをとって資産運用しているわけで、なんだか釈然としない気持ちになります。利益に課税するなら、損したら減税してほしいと思うのは自分だけでしょうか?