【エジプト旅行】6日目午前中はホルス神殿観光

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 エジプト旅行6日目午前中の記録です。

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 6日目はナイル川中流域の両岸にまたがるエドフの町に到着。早朝AM5時に下船し、現地ガイドさんの指示に従って2名ずつ馬車に乗りこみ、西岸にあるホルス神殿へ向かいます。

綺麗な朝焼けをバックに馬車の座席から撮影。右側はナイル川でクルーズ船が並んで停泊しています。左側の奥には観覧車が見えます。これ、走りながら写真を撮っていたら、頼んでいないのに振り返って手を振ってくれました。こちらとしてはしっかり前を見ていて欲しいんですけどね。
サービスのつもりなのか、次のお客を早く運びたいからなのか、観光馬車とは思えないスピードで走ってくれます。写真はこちらから頼まなくても積極的に撮ってくれますが、やはりチップを要求されます。

 チップとして1人4ドルを事前に添乗員さんに渡してあり、まとめて渡すので個別に渡さないようにと現地ガイドさんから言われていたため、馬車の運転手さんにチップは渡しませんでした。運転手さんは盛んに親指と人差し指を擦り合わせて「チップをくれ」とアピールしてきますが断り続けました。残念そうにはしていましたが、特に問題はありませんでした。
 馬車は速歩、たまに駈歩で結構なスピードで走ります。道路は舗装されていますが、段差や傾斜があり上下にバウンドしたり傾いたりするため走行中ずっとハラハラしっぱなし。いつ車輪が外れてもおかしくないって感じの馬車だったので、ずっと横の手すりを握っていました。駈歩で追い抜いていく馬車もいました。おそらくチップを払うとスピードアップするんじゃないかな?

 到着すると入口前には様々な国の観光客が大勢集まっていました。オープン時刻のAM6時、手荷物検査を受けてから入場。現地ガイドさんの説明を受けながら見学し、後半は自由行動。

中庭のホルス神像は破損なく綺麗に残っていて、高さは3m近くあります。ホルスはハヤブサですが、ケイはドラクエⅩのボスキャラでフクロウのゲルニック将軍を思い出してしまいました。
巨大な列柱。柱全体にレリーフが彫られ、上部はパピルスなど様々なモチーフがデザインされていました。
天井が黒く汚れているところがありました。現地ガイドさんの説明によると、後世になってキリスト教徒が火を焚き台所として使っていたそうです。
カバの姿になったセト神を捕らえた場面の一部。偶像崇拝を禁じるキリスト教徒によって人物が削られているとのことでした。
至聖所という神殿奥にある小部屋にはレバノン杉で作られた聖船が置かれていました。ここにもホルス神の頭部が彫刻されています。
神殿を取り囲む壁の外側にもレリーフが刻まれています。
ホルス神殿入口の塔門全景。かなり大きいので遠くまで離れないと全体が収まりませんでした。さて、この写真にワンコは何匹写っているでしょう?(アップにすると4匹写っています。みんな暑さのせいか大人しく、観光客に関心がないようでした。)

 帰りは行きに乗った馬車の番号と同じ馬車に乗るよう、現地ガイドさんに言われていましたが、間違えてツアーの別の方が乗って行ってしまったため結局違う運転手さんの違う馬車に乗って帰ってきました。運転手さんも私達を早く乗せて、次のお客を乗せたいがため、足早に馬車へ向かいます。帰りの馬車は行きの馬車よりスピードが遅かったのでホッとしたのも束の間、「早く走って欲しかったらチップ!」といった感じで後ろの私達の方を振り返って親指と人差し指を擦り合わせてアピールしてくるため、「デンジャラス!」「前を見て!」と何度も注意しましたが、全く通じないようだったので諦めました。

 AM7時過ぎ、クルーズ船に戻り朝食をいただきました。

ホルス神殿観光から部屋にもどると、巨大なワニがボックスティッシュをくわえていました。
クロワッサンとチーズ、ハム、野菜、ヨーグルトなど。イチジクジャムはプレーンヨーグルトにトッピング。この後、フルーツもいただきました。

 食べ終わった頃フッと窓に目をやると、クルーズ船に繋ぎ止めた小舟の上に立ってショールらしきものを広げて立つ人がいてビックリ!それもクルーズ船の両側にいました。

商売相手はこの上の階の客室にいる乗船客で、品物とお金を投げ渡してやり取りするようです。

 クルーズ船は次の目的地ルクソールに向けて航行を続け、AM11時頃から約40分かけてエスナの水門を通過。

AM11時前、1つめのゲートが見えてきました。ここでも物売りの小舟が近づいてきます。
ロープを陸地の杭に引っ掛ける仕事をした男性に船員さんがフルーツやヨーグルトの入った袋を投げ渡していました。
ここでは狭い水路をゆっくり慎重に進むため、ゲートの上に多くの物売りが集まり、クルーズ船の乗客に実際に商品を投げ渡していました。
2つ目の水門です。前の船に近づいて進んで行きます。
船体ギリギリの水路に入っていきます。
水位が下がった分、壁が黒く濡れているのが分かります。
下がりきったところで水門が開き、前にいたクルーズ船が出ていきました。それに続き、私達のクルーズ船も進みます。
AM11時40分過ぎ、クルーズ船屋上デッキの最後尾から撮影。後方で水門のゲートが締まっていくのが確認できます。

 クルーズ船はさらにナイル川を下り、ルクソールを目指します。