保有銘柄紹介 上場Aリート

アル
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 こんにちはアルです。今回はアラフィフ夫婦が保有している銘柄の1つである上場Aリートについて紹介します。

2021年2月末の金融資産状況はこちら

上場Aリート


 上場Aリートの正式な名称は1555 – 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)といいます。愛称が上場Aリートです。東京証券取引所に上場されているETFになります。

 このETFは円換算したS&P/ASX200 A-REIT指数の変動率に一致させることをめざすように作られています。円換算したS&P/ASX200 A-REIT指数は、S&Pが公表している指数で、オーストラリア証券取引所の上場不動産投資信託の投資収益を時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。これによりオーストラリア証券取引所に上場しているREITに投資することができます。

 信託報酬は0.45%と割高、純資産総額は120億円となっており少ないように感じますが、この分野はあまり人気がないのか、国内ETFの中では1番多くなっています。

上場Aリート保有状況


 アラフィフ夫婦は10年以上前から保有しており、数年前まで徐々に買い増してきました。現在の分配金利回りは3.67%となっていて、以前と比べて低下してきています。分配金は2ヶ月に1回偶数月に入ります。このため、偶数月は配当金等の入金が多くなります。

 アラフィフ夫婦が保有している先進国REITは2月末時点で8,090,700円ありますが、全て上場Aリートで保有しています。

上場Aリートの保有予定


 保有銘柄の中で上場Aリートは金融資産の約10.7%を占めています。現在考えている理想のアセットアロケーションは10%なので、ちょうどいい割合になっています。

他のETFとの比較


 先進国REITはあまり人気がないのか、ETFの数がそれほど多くありません。純資産残高が120億円程度の上場Aリートが国内ETFで最も大きい規模になります。海外のETFまで広げると純資産残高が4,490億円のiシェアーズ 米国不動産 ETFがあります。分配金利回りは3%弱と上場Aリートより低く、信託報酬は0.42%と上場Aリートよりは低いですがほぼ同じ水準です。他にはSPDR ダウ ジョーンズREIT ETFがあります。こちらは、純資産残高が1540億円と少なくなりますが、信託報酬は0.25%と安くなっています。分配金利回りも3〜4%程度なのでこちらの方がいいかもしれないです。ですが、この水準だと外国税のことを考慮すると、国内ETFでいいかもしれないですね。

 もしくは、米国高配当株ETFのSPYDにはHDVやVYMと違いREITが含まれているので、SPYDを買うという選択肢もありますね。

 アラフィフ夫婦はすでに上場Aリートを購入しているので買い替えの予定はありません。