住宅ローンを組まずマンションを購入する訳

2拠点生活
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 こんにちはアルです。先日ケイが書いていたようにアラフィフ夫婦は海の見える中古マンションを購入することにしました。今回は購入資金について書いていきたいと思います。

最初の計画

 今回購入することにしたマンションは、3,000万円弱のお値段となります。最初は普通に住宅ローンを組み購入しようと考えていました。現在住宅ローンの金利は変動で0.5%程度と非常に低く、住宅ローン減税で1%が還付されることを考えると、お得になると思ったからです。自宅を売却してできた資金は運用し、運用益で住宅ローンの一部を返済しようと計画していました。

計画の変更

 それなのに何故住宅ローンを組まなかったのかというと、現在住んでいる自宅を売却すると売却益が生じる可能性が高く、安く見積もっても100万程度の税金がかかります。居住用の3,000万円特別控除を使うと税金がかからなくなりますが、住宅ローン控除との併用はできないということを知ったからです。

 居住用の3,000万円特別控除を使わず税金を払い、住宅ローン控除を使うという方法もありますが、売却価格が高かった場合は損になりそうでした。住宅ローンを組むことになるとそれに対する諸経費が100万弱かかりますし、そもそもあと数年でFIREするつもりなので住宅ローン控除の恩恵を十分受けられません。お金を用意できるのであれば住宅ローンを組まない方がお得になると判断しました。

金融資産の取り崩しとアセットアロケーションの見直し

 そこで、自宅を売却した資金と金融資産を少し取り崩して購入することにしましたが、すぐに自宅が売却でき現金が入ってくるわけではありません。一時的に3,000万円くらい金融資産を取り崩すことが必要になります。これを機会にアセットアロケーションを見直し、より収益性の高いポートフォリオに変更しようと考えています。

 今考えているのは、分配金が下がり続けている上場外債、上場新興国債などの債券と、金利が付かない金とビットコインを全て売却し一時的なマンション購入資金に当てます。その後自宅を売却し、売却した資金で日米の高配当株やETFを購入するというものです。こうすることで配当金の受取額の上昇を狙っていきます。

 大変な作業となりますが、将来の配当金は増えると思いますのでしっかりと計画し実行したいと思います。