【読書記録】2026年6月に読んだ本

ケイ
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 こんにちは、ケイです。
 6月に読んだ本は先月同様10冊でした。旅行に出かける機会が少なく、梅雨時期ということもあり、読書時間が多くなりました。

①タイトル:有名人の愛読書、読んでみました。
②著者:ブルボン小林
③出版社:中央公論新社
④出版年:2026年3月
 新たな本に出会うきっかけになればと思い読んでみた。全部で51冊紹介されているが、ケイが読んだことのある本は『夢をかなえるゾウ1』だけで、残りは全て読んだことのない本だった。
 愛読書からその人がどんな人なのか想像する。イメージ通りの人がほとんどだが、そんな一面もあったのかと(あくまでも想像だが)思う人もいて興味深かった。

①静かに、ねぇ、静かに
②本谷有希子
③講談社
④2018年8月
 『有名人の愛読書、読んでみました。』で紹介されている本の中から、著者が「面白くて止まらなくなった!」と書いていた本を読んでみた。ネットやSNSに翻弄される人々を描いた3つの物語が収録された短編集。
 〝面白い〟と言っても楽しく笑える話では無く、現実に無さそうでありそうな〝世にも奇妙な物語〟で、どの物語もアンハッピーな結末。特に物語後半、予想通りの悪い方向に向かってストーリーが進んでいくところは読み飛ばし気味に。それでも読み終えた後、怖いものみたさで読み直してしまった。

①進め!僕の姉ちゃん
②益田ミリ
③幻冬舎文庫
④2025年9月
 雑誌『an・an』の連載漫画を文庫化した人気シリーズの第5弾。
 2人暮らしをしている姉と弟の何気ない日常会話(主に恋愛や人生について)がシンプルに描かれていて、サラッと読めて、軽く笑えて、時折出てくる核心的な言葉が心に響く。

①曽野綾子の人生相談
②曽野綾子
③いきいき株式会社出版局
④2013年9月
 著者は昨年2月に93歳で逝去した小説家で、シニア向け雑誌『いきいき』での連載を書籍化したもの。
 悩みの多くは、人間関係(特に身内)や生き方に関するものであり、自分だけが悩んでいる訳ではないと認識するだけで気持ちが楽になる。
 人生、自分の思い通りにならないことがあるのは当然で、むしろ全てを思い通りにしようとする方が不遜である。
 著者の信仰心のように、自分の根幹となるぶれない軸を持つ人のほうが生きやすくなるが、その軸を何に据えるかによっても左右される。

①わるい食べ物
②千早茜
③集英社
④2018年12月
 小説家である著者の初めてのエッセイ集で、テーマは〝食べ物〟。
 著者同様、ケイも朝起きる時、その日一日何を食べようか考える(正確には前の夜寝る時から考えている)くらい食べることに意識が向いているので、〝食べ物〟に関するエッセイは読んでいて面白い。
 食べ物やそれを扱うお店に加え、様々な映画や書籍も紹介されていて、参考になり勉強にもなった。

①胃が合うふたり
②千早茜七、新井見枝香
③新潮社
④2021年10月
 食べ物の趣味が合う女性二人による、交換日記のようなエッセイ集。
 食べ物や食事を介した描写から著者二人の個性や関係性が伝わってきて興味深く読めた。
 ケイにも、趣味が合い気を許せる友人がいる。家族とはまた違う、大変貴重な存在である。

①消費される階級
②酒井順子
③集英社
④2024年6月
 様々な〝違い〟や比較による〝差〟をテーマにしたエッセイ集。
 差別や偏見は否定されるべきだが、努力や能力による〝差〟そのものは悪ではない。横並びでみる〝違い〟も、上下に比べる〝差〟も、どちらも本来はあって当然のもの。ただし、国や時代が変われば状況も変わり、それに伴って〝差〟の受け止め方や扱われ方は変化していく。
 ケイも著者同様、昭和・平成・令和と生きる中で、そうした変化を実感してきた。今後さらに変化のスピードが増していくだろうと思うと、ついていけるか少し心配になる。

①映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫。
②ジェーン・スー、高橋芳朗
③ポプラ社
④2025年4月
 ラブコメ映画を題材にした対談集。様々な時代のラブコメ映画が取り上げられていて、ケイが観たことのある映画も10作品程あった。
 数ある作品の中で、特にケイが大好きでVHSを購入し観ていた『恋人たちの予感』が高評価だったのは嬉しかった。
 社会の変化と共に恋愛事情や家族像も多様化し、映画での描かれ方も大きく変化していて興味深い。20代、30代で観た過去の作品を、今の年齢で観るとまた違った感想を抱くのかも。ラブコメ映画の楽しみ方が広がった。

①脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法
②新井平伊
③文藝春秋
④2020年12月
 著者は老年精神医学を専門とする医師で、脳の健康寿命を延ばす方法を具体的に紹介している。
 アラフィフ夫婦の場合、紹介されている対策法はだいたい行っている。週一勤務を辞めた後、社会的孤立の懸念はあるが、身体的健康を維持し意欲・感情・知能を働かせる生活を送ることは出来そうである。

①一橋桐子(79)の相談日記
②原田ひ香
③徳間書店
④2025年7月
 高齢女性が主人公の小説『一橋桐子(76)の犯罪日記』の続編。老朽化した団地で巻き起こる様々な問題に対し、主人公と周囲の人達が協力し奮闘する。
 登場人物の個性が生かされていて、テンポ良くストーリーが進むので、一気に読み終えた。
 前作はNHKでドラマ化されたので、今作もドラマ化される可能性大。