給料は麻薬

FIRE
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 こんにちはアルです。アラフィフ夫婦はFIRE生活を目指して資産形成をしてきました。本格的に株や債権に投資を始めてから11年経ち配当金で基礎生活費とゆとり費の一部は賄えるようになりました。そのためアルは来年の3月末で退職することにしました。妻のケイは旅行などのさらなるゆとり費確保のためにあと数年働く予定です。

 基礎生活費は確保しているとはいえ、仕事を辞める決断をするのはかなりの勇気がいります。最近、給料は麻薬のようだと言われているのを耳にして本当にそうだなと感じました。

給料というよくできたシステム

 サラリーマンの給料は毎月決まった日に振り込まれます。成果を出しても出さなくても、病気で休んでも決まった金額以上が必ず振り込まれます。また、多くの企業では給料は年功序列となっており若いうちは給料は少なく、務める年数が多いほど給料が増えていきます。退職金も同様に長く務めるほどもらえる金額が増えていきます。

 この収入が安定することによる安心感と長く続けることのメリットがサラリーマンを辞めることを難しくしている原因となっています。安定的な生活を手放すことへの不安や、もう少し長く働こうと考え退職する決断ができなくなっていきます。麻薬中毒のように辞めたくても辞められないそんな状態に陥っていくわけです。

 働くことが嫌でなく、心から楽しいと感じているのならサラリーマンを続けてもいいですが、いつどんなことが起こるかはわかりません。辞めたい時に辞められないという状況は避けたいところです。

給料という麻薬から抜け出そう

 多くの人は定年退職となるまで働き続けます。その方が安定しリスクが少ないと考えるからです。しかし、会社に勤め続けることにもリスクがあるので、すぐにサラリーマンを辞めようと考えていなくても準備はしておくべきです。会社が倒産することもあるでしょうし、業績が悪化し給料が削減、またはリストラされるかもしれません。もしくは上司とうまくいかず、理不尽な事を押し付けられるかもしれません。

 そういった時に配当金という不労所得があれば生活が安定しますし、その後の選択肢が増えるので高配当株投資を始めて不労所得を作ることをお勧めします。不労所得で基礎生活費が賄えるようになると、給料という麻薬から抜け出しやすくなっていきます。